2008年12月31日

今年はコレが凄かった!漫画2008

昨日やっとこ仕事納めでした。

購入漏れていた漫画も小説も買って、食糧買い込み、大掃除完了、注文していたおせちも到着した年の瀬。巣籠り準備万端です♪

一週間くらい今年は休み予定なので・・・
積んである本全部消化するんだ〜(できれば)
溜まってる録画も全部観るんだ〜(できれば)
お酒も解禁よ〜。小説もUPするんだ〜。
忙しいわあああ。(´∀` )ふふー。

今年最後の更新は、今年アツかった漫画の話。
まだまだこんなもんじゃないよ!こんなのもあるよ!これはどうよ!
な話でも頂けると飛び上がって喜びます。
来年はどんな漫画が読めるのか、とっても楽しみです。

みなさま、来年も引き続きよろしくお願いします。
(元旦から更新してると思うけどw)


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聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC) 荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
聖☆おにいさん(1)
荒川アンダーザブリッジ(1)

間違いなく、「中村光」旋風が吹き荒れた一年でした。
ランキングでの堂々一位も文句なしだった。

掲載されている雑誌の特徴からか、「おにいさん」は比較的読み手を選ばない作品かも。聖人をギャグにしてしまうのは畏れ多くも、日本特有の風土というか、ゆるい感じで徹底されています。ボケにしろツッコミにしろ、予想外な奇天烈なものではなくてわかりやすいですし、なじみやすいからこそ、ここまで支持を集めたんだろうなと思います。

一方、「おにいさん」が発売される前から続いている「荒川」
同じギャグ漫画でありながら、奇抜で突飛、シュールでときに破壊的ですらあります。自分たちが河川敷に住んでいることへの悲哀やリアリティよりも、キャラクターの造形からくる笑い優先なので、ツボが似ていないとさっぱり面白くない、意味がわからない、となってしまうかもしれません。

しかしこの勢いは凄い。
神様コンビと河川敷住人、どちらも彼らの日常を描いた漫画であるのに、これが何故ここまで受けているのか、(自分は大好きなんですけども故に冷静に見れないので)よくわかりません。どちらかというと中村先生のギャグは、マニアックだと思ってます。永続的な笑いじゃないんですよね。瞬発的なもの。それが気持ち良いこともあれば、単発で終わってしまうこともあるでしょう。(←偉そう) 個人的には、来年こそ荒川のラスト?!と、不安と期待ないまぜでドッキドキしてます。

個別記事
【聖☆おにいさん(1)感想】
http://zinc-unit.seesaa.net/article/82288455.html

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少女ファイト 1 (1) (イブニングKCDX)
少女ファイト(1) / 日本橋ヨヲコ

女子バレー漫画。
スポーツ漫画は数あれど、ここまで抑圧的な主人公は少ない。
中学時代に遭った苦い経験から、力をセーブしている主人公。死ぬほど頑張ってる子たちにとっては最悪な裏切りであり、自分自身のバレーが好きなんだって想いに対しても裏切り行為なのですが、彼女自身の精神を保つには他に方法がなかった、というのも凄く説得力があって、序盤からぐんぐん、物語に引き込まれていきました。
しかし、ボールに無意識に反応する体と、結果また傷ついてしまう心。読んでいて鬱屈した気分が溜まってきます。それも全て、ふとみせる本能のままの彼女(主人公)が、とてつもなく魅力的だからなのですが。

二度の失敗を経て、ようやく居場所を見つけた主人公。これでバレーに集中できるか、と思ったのもつかの間、今度は過去の傷に塩を塗り込むような展開を想像させる人物が近づく。ああ、いつか彼女が伸び伸び、思いきり動ける日がきますように。弾かれたような笑顔で、燃えるような瞳でボールを追う姿を、早く見たいです。今年一番のスポーツ漫画。まだまだ続くよ?!

あ、あとこの漫画、帯の台詞が非常に良い。
(本編の中から抜いてきた台詞を載せてるタイプなんだけど、これ選んでる人、相当、少女ファイト好きなんだろーなー。と思わる名チョイスです)
「生き方が雑だな」
「私は・・・自分の個性をなくしたいです」
「どうにかなる自分の気持ちだけ変えませんか」
「特別な人間なんていねんだよ。そいつが何をやってきたかが特別なだけだ」

ピン!ときた方はぜひ。

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ちはやふる 1 (1) (Be・Loveコミックス)
ちはやふる(1) / 末次由紀

競技かるたで日本一を狙う!
日本で一番は世界で一番。
でも本当は、みんなでかるたをやっていることが楽しいんだ。

文科系スポーツ漫画と言って差し支えない。
それほど、競技かるたはハードでした。体育会系な熱さと、主人公ちはやの美少女っぷり、彼女を巡るかるた友達の悲喜こもごも。少女漫画らしい繊細な表情の描写、人間関係の綾を土台にして、ここまで熱く、かるたに熱中する子たちを描いてくれた末次先生に感謝。

美少女だろうが美男子だろうが、汗でドロドロでも、ただなにかに夢中になって、全力で向かっていく。彼ら彼女らの視線の強さよ。当然、途中迷うことだってあるし、挫けるときだってある。でもみんなでやるから楽しいんだろう!って、これぞスポ根じゃないですか。

個別記事
http://zinc-unit.seesaa.net/article/98362045.html

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当世白浪気質 1―東京アプレゲール (1) (ボニータコミックスα)
当世白浪気質 1―東京アプレゲール(1) / 杉山小弥花

美術品泥棒の男と、山の神の許婚に定められた少女が出会う。
戦後間もない日本の闇市やらGHQやら、庶民の欧米化の流れがしっかりありながら、堅くみせることなくストーリーに溶け合わせる手法は見事!

美しい少女の神聖性と、本能との狭間で揺れる男は、まさに当時の日本の流れそのもののようでもあります。まあ、そんな難しいことは抜きにしても、探偵・怪盗・泥棒モノとしてもオススメ。月刊連載だったのか、丁寧に描かれた作風も好感が持てます。お宝目当てで毎回騒動に巻き込まれる二人の、ドタバタ人情コメディー。

男と少女との恋愛と見えますが、戦争の傷痕は生々しく、生と死、光と影を最後まで描き切り、その最後も安易に優しさを取るでなく、しかし二人の勢いもまた人間の性を表している感じがして、とてもリアルでした。悩んで悩みぬいて・・・という。

個別記事で詳しく書きましたが、まず二人の人物設定がツボだったんですよね(汗) 普段ヘラヘラしてその下に本性を隠している男、怖がりでプライドが高くて本音が言えない人。そこにビシッと強く言ってくれる少女、相手を否定するでもなくただ間違ってることは間違ってる!と口にできる真っ当な人。それが美少女とくれば鬼に金棒で・・・いや、猫にまたたび?w

3巻完結なのがもったいないくらい、完成度の高い作品でした。
番外編とか後日談とか小話とか、もう、なんでもいいから、またこの二人の話が読みたーーいっ!! もったいない!!

個別記事
http://zinc-unit.seesaa.net/article/100502012.html

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女王の花 1 (1) (フラワーコミックス)
女王の花(1) / 和泉かねよし

はるか昔、ある大陸の小国に生まれた姫の、波乱の物語。
フラワーコミックで珍しい歴史漫画。亜国と同盟を交わす黄と土。それぞれの国から妾を迎え、それぞれに子供がいる。その一人が主人公のお姫様なのだけど、小国の黄出身である母親は体も弱く、権力争いに負け冷遇されている。そんな中、母親のために必死で立ち回ろうとする姫。

三国志のような群雄割拠した政局、戦乱の中でみるみる成長を遂げる少女は気持ちが良いほどです。容赦なく訪れる残酷な運命、それでも「母親のため」なにかのため、誰かのために、と生きようと決める1巻の最後は、鳥肌ものでした。

少女漫画らしく可愛らしい、美しい絵と、従者となった奴隷の胡人(金髪碧眼の少年)との固い信頼関係、あとがきを見ると、本当に書きたいことはこれからだということなので、非常に楽しみですね。天真爛漫な姫に笑って泣いて、最後まで付き合いたいと思います!

掲載雑誌を考えると、打ち切りにならないことを祈るばかりです。
不吉ーー!!


【番外】(今年発行じゃないので)

↓二年前に発売されていた同作者の短編集。
二の姫の物語 (フラワーコミックス)
二の姫の物語 / 和泉かねよし

「女王の花」の土台と思われるような作品なんだけども、これがまたイイ! 亜国の愚図なニの姫に、黄国一頭脳明晰と評判の少年が仕えるところから物語は始まります。少年の特訓で美しく聡明に成長していく姫、訪れる別れ、と群を抜いてエンターテイメント性の高い小作品でした。

100ページでしかない作品なのだけど、読後は、大河ドラマでも観たような充足感が得られると思います。読んだ〜〜って感じ。歴史、戦乱、恋愛、戦術と濃密な内容。なんといってもキャラクターに愛嬌があって、すごく可愛くって、素直に物語として楽しめました。

来年は、和泉先生の歴史モノ、要注目です。

2008年12月28日

今年はコレが凄かった!漫画2008【BL編】

今年は軽くネット引き籠り状態の一年でした。
そこで、「一年の締めくくりに漫画アニメネタで一本書く自信がないので、今年個人的に凄く燃えた・萌えた漫画たちを上げてみよう企画」 今年刊行された作品の中から数点上げてみようと思います。

今回はBL編です。
その他との線引きは、公的に発信する以上、このジャンルが苦手な方がいらっしゃるだろう、という配慮によるものです。他意はありません。普通誌に掲載される漫画とBL漫画、ってージャンル分けとなってます。



同級生 (EDGE COMIX) (EDGE COMIX)
同級生 / 中村明日美子


合唱祭前の音楽の授業中、同級生でメガネの優等生佐条利人が歌っていないことに気付いた草壁光。優等生は歌なんかくだらないかと思う草壁は、放課後一人教室でひたむきに歌の練習をする佐条を見かける。優等生の意外な一面に、草壁は思わず声を掛けてしまうのだった。

ある事情から、名前を書けば入れるとまで言われるおバカ高校に入学した佐条(表紙右)と、おバカバンドマンの草薙(同左)、「同級生」という以外、接点のなさそうな二人の恋愛を、じれったいほど丁寧に描いた作品。同級生もの、誤解し合って言葉足らずでぶつかり合って、周囲から突かれ、進路のことで喧嘩して不安になって、所謂、本物の王道モノです。

それが何故こうもキュンキュンするのか?
以前個別記事で「古き良きBL」と評しましたが、それもなんか違う気がします。王道の中に散りばめられた中村色というのか、うまくリミックスされて、織りなおされた感じ。また作者特有の流線型な絵や、独特な吹き出し・台詞まわしは、時にポップで、コミカルで、美しく、エロティックに、さまざまな姿を見せてくれます。奇抜さはないのに新しい。昨今、得難いものだと思います。

佐条にこそ資質があって、それをヒゲ教師が見抜いていた、と思えなくもない。そんな淫靡さが佐条君にはあります。眼鏡の奥にときおり隠れてしまう瞳がまたこちらを煽りますね。

卒業後の自立した佐条に、やきもきする草薙とか、見たいなあ。

個別記事
http://zinc-unit.seesaa.net/article/85806621.html

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アイツの大本命 (ビーボーイコミックス)
アイツの大本命 / 田中鈴木

チビで三白眼の吉田は、成績優秀・容姿端麗の佐藤から何故かちょっかいをかけられては、校内の女子たちから反感を買っている。ただでさえモテない吉田は迷惑だと拒み続けるのだが・・・。

自分の身の丈にあった日常を平凡に過ごしたい吉田(表紙中央)と、それを許さず彼を強引に巻き込んでいく佐藤(同左)。これはいいイケメンドS×不細工! 表紙から、佐藤のイヤラシサが迸ってる気がする(笑)

佐藤の考えがわからず赤面アワアワする吉田が可愛くって、さらにいじめてしまう佐藤と、究極のループ展開が続く。自家製萌え。

自分の容姿にそれほどコンプレックスを持たない吉田が、佐藤に告白され、彼を意識し始めて、初めて自分を卑屈に思うシーンがある。もう一人の校内のイケメン君や、超絶美少女と並ぶ佐藤を見て、自分は彼とは釣り合わないと考えてしまう。吉田は自分の想いを「わからない」と言うけれど、本人の意思とは関係なく感情は育っています。当人の佐藤に筒抜けなようすが、読んでいて自然と入ってくる。「オレあいつのこと?! まさか、そんなっ」なんてモノローグを入れなくても、吉田の無自覚な動揺が手に取るように伝わってきます。

頭も顔も体格も良い美男子な佐藤が、どうしてこんなに吉田が好きなのかって理由も良いですね。真実を知った吉田に向けて、寂しさと孤独と、一転してとろけるほどの幸福を零す表情が、抜群にいい。

「転校生・神野紫」といい、田中鈴木先生の描く幼馴染設定は、ラブコメにみせて本質はかなり暗いこと(普通に見えて狂った描写など)が多いのだけど、今作の攻め・佐藤君は、また一段と素晴らしいキャラクターに仕上がってます。ときどき発動するドSオーラがたまらんんっ

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青春ソバット 1 (1) (IKKI COMICS)
青春ソバット(1) / 黒娜さかき

バラ色の高校生活を夢見ていた有田、ひょんなことから友達付き合いが始まった同級生の眼鏡男子白洲。ゲイの白洲とノンケ童貞の有田の青春物語。

帯に名文句「青年誌流BL道、進撃開始!!」
高校生にしてすでに行きつけのゲイバーがあったり、不倫事で揉めたりくっついたり離れたりを繰り返している白洲(表紙の黒髪眼鏡くん)は、ノンケなら手を出さないってあたり(漫画上で想像するゲイの人物像として)実にホンモノっぽい。体の薄さと、しなやかな筋肉のラインとか、節くれた指の形がひどく艶めかしかったり。その反面、友達のピンチには汗かいて駆けつけたり、実は熱い。でも普段はクールビューティー。ギャップ萌え!!

「ノンケには手を出さない」
まるで呪詛のように聞こえる台詞。有田(同金髪くん)をいじるのが面白くてたまらないといった感じで、「あいつは友達だから」というのも一見、本当に気がない風なのですが、恋愛事になるより友達の方が大事だとも聞こえます。熱にうなされて見た夢(男同士の友情は成立するのか?と有田に詰められる夢。悪夢としか思えない)も、友達以上の感情を持つことに対する罪悪感から、感情を抑制している証だったりしませんか。

とはいえまだまだ二人がくっつくようすはなし。
ラスト有田のようすがちょっとアレなことを除いては。

これだけ気を持たせておいて、当然このあとはBLんですよねえ?
ノンケをいじって面白がってるネコでSっ気な白洲君、相手を甘く見てるとあとで痛い目みますよー。短髪な有田にドキっとさせられるくらいじゃ、すみませんよー。ふふー。女の子に本気で好かれたらどうするんだと尋ねる有田に「友達になればいい」「好きにもいろいろあるんだから」なんて、余裕っぷりを見せてる白洲君ですが、格好良くなっていく有田を見て、慌てまくればいいよ!

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由利先生は今日も上機嫌 (ミリオンコミックス 84 Hertz Series 39)
由利先生は今日も上機嫌 / 木下けい子

我儘で気紛れなミステリ作家・由利先生と、先生を担当する恋に奥手な編集者・六車君との、ほのぼの日常。原稿を貰うためなら、夏に焼き芋だって冬に西瓜だって用意します!!

戦後まもなく昭和の匂い漂う時代設定。玉川上水(!)の近くに平屋を借りている由利先生(表紙の着流し人)。広い裏庭を障子越しに眺めながらの執筆作業、原稿はもちろん手書きだ。磨かれた縁側では、飼い猫の平蔵が日向ぼっこをしてる。そこへ先生の好物片手にやってくる六車君(同洋装の人)。尊敬する先生のお役に立ちたい一心で。「君の淹れる茶はうまい」と言われては、パァァっと笑顔満面。ゆったりした時間の流れと木下先生の絵柄が合わさって、ほのぼのとした、良い雰囲気に仕上がっています。

編集者としては人一倍気の利く六車君も、恋には疎い。
びっくり赤面する彼を面白がって、いじりまくる由利先生が、どこの小学生ですか! って感じなんですが、困り果てる六車君を見つめる瞳が、憎らしいほど幸せそう。それだけいじってれば充分だろう、とはいかないのが恋愛。とうとう手を出してしまった由利先生でした。朴念仁な六車君(笑)は、なかなか先生の本意には気付かず、どころか「僕が先生なんかと・・・畏れ多い」と考えてしまう。

振り返って書いているだけで、じれったさに身悶えしたくなる・・・。
まあ、由利先生が想いをハッキリ口にしないのも良くないんでしょうが、それもまた古き昭和の男性像の一端かもしれませんね。恋愛関係になる前と後と、二人の間に流れる穏やかな空気が変わらないのが良い。

しかし猫の前で耳掃除はやめた方がいいと思うw(表紙&裏表紙)

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■以下tanizakiの好きなBLのこと。

BLというジャンルは、その性質上、受け攻めの関係性から、さらに細かくジャンル分けされています。「年下攻め」と一口で言っても、学園モノ、下剋上、制服系、リーマンモノ・・・さらに「リーマンモノ」が社内恋愛(後輩×先輩・同僚年齢差有り・新入社員×役付き・秘書×社長etc)、社外恋愛、オヤジ受、とさらにさらに枝葉が分かれていくのです。まさに千差万別、BLの腐界は広い。

そんな中で、読み手は自分の好みにあった萌えをもとめて、毎月発行される数多くの作品から、自分の勘と鼻(笑)を頼りに、限られた予算の中でチョイスしていくわけです。ハズレも多いけど、当たったときの興奮と感動は、なにものにも代えられない!! と思っているんじゃないでしょうか。少なくともわたしはそうです。

だから極力選り好みはしたくない。
許容範囲は、せめて広く持っていたい。

しかし理性と本能が同じとはいかないもの。
自分にもできるかぎり回避したいジャンルがあります。
(手当たり次第じゃあ、金銭的にも持ちません)

回避してるジャンルの一つ、それが「年下攻め」です。
しかも間の悪いことに、現在流行り中?のこのジャンル。
どこに行ってもぶちあたるじゃないですか。

今回上げた作品をご覧頂くと、いかにも同級生ものが好き!というラインナップですが、実は年下攻め回避の結果だったのでした。

年下攻めのなにがそんなに苦手かと申しますと、まず、年上に向かって「かわいい」「かわいい」って連呼する甘い雰囲気が苦手なんだと思います。

草間さかえ作品は、年下攻めのオンパレードだけど、たとえば「イロメ」に出てくる、どんなに寝不足でも朝ヒゲ姿を攻めに見せない受けって先生が登場しますが、それは女子的にも切ない想いなのだけど、どうしても萌えられない。どこかで男としての矜持が欲しいと思っているところがあります。

どちらか一方に寄り掛かる話は、読んでいて辛い。相手がいないくなったら自分の人生も終わり、って酔えない自分がいる。年下攻めのジャンル自体への嫌悪というより、物語から締め出されている感じがして苦手です。

なので同級生ものが自然と増えてしまうんですね。


あと基本的にきちk・・・エスっ気のあるキャラクターが好きですw
これ単純に嗜好の問題www
涙目の子を見た瞬間の、背筋にゾクゾクくる感じがやめられません。

眼鏡スキーですが、受け眼鏡より攻め眼鏡が好物デス。

あとすぐやっちゃう系はあまり読みません。
意味のないちちくり合いなら同人でさんざん(以下自主規制)

なんで警察官?! なんで花屋?!
意味のない設定も苦手です。リアリティどうこうより、シチュエーション、関係性で萌えるのがBLだと思うので、そこに意味が見つけられないと、もう根底から違っちゃう。

こんなBL観なtanizaiが今年オススメのBL漫画。
少しでも参考になれば幸いです。
来年も、素敵な作品に出会えますように!
次はどんな流行りがくるのかなあ。

2008年12月28日

誰が乗ろうがサムソンサムソン−2008有馬記念予想−

今年も「WAVEのブルーコスモス万歳!!」にて有馬記念特別企画開催中です! 昨年は回避してしまいましたが、今回は参加してみようかな!

【WAVE様の有馬記念特設ページ】
http://homepage3.nifty.com/blue-cosmos/arima2008.htm

tanizakiの予想(12/27現在)

◎スクリーンヒーロー
○コスモバルク
▲メイショウサムソン


本命にサムソン!!
と書きたいところなのですが、武さん戻ってこられたので・・・。
失礼にもほどがある↑
勝負根性も叩き上げて復活していれば、あっと言わせてくれるかも?! って期待を込めての▲ ラストランですから、勝利がなくともサムソンらしい走りが観れると嬉しい。

スクリーンヒーローはよくわかんないんだけど、サムソンとゴッホが並んでいるのを見ると、駆け引きしあってる内に、こっそり突いて仕掛けてきそうだなあと。デムーロだしw

前残りが難しいのは承知の上で、往年のバルクを観たい一心で対抗。
スカーレットはさすがに最後の直線もたないかなあということで上げませんでした。流行語にもなった「アラフォー」ってくらい、女性の活躍がめざましかった今年ですが、さて、どうなりますか。

2008年12月27日

【喰霊−零−】繰り返される悲劇(全12話)

原作既読(※3巻まで)しているのですが、最後まで本当に楽しめました。

第1話、2話の衝撃から視聴継続を決めたことは否定できませんが、初めから結果を見せておいて、原作未読と既読の差を無くす意図があったというなら、まんまとハマった内の一人です。3話目から過去に遡り、なぜこうなってしまったのか?と過程を描く。
黄泉と神楽のキャラクターが実に魅力的で、二人の関係の変化に、毎週ドキドキハラハラし続けていました。特に原作で気になっていた黄泉のことが深く掘り下げられたことが嬉しかった。

黄泉の「本当の願い」のリアリティは、全12話のうち半分以上を費やしてまで、黄泉と神楽を丁寧に描いた結果だと思います。序盤に神楽とのゆったりエピソードが重ねられたからこそ、中盤から終盤にかけて起こった惨劇の激しさは、黄泉の憎悪や悲しみそのもののようで、見ているのが辛いほどでした。
首から下が動かせない体の不自由、神楽を守る力もない自分への絶望、転じて殺生石を求めたと。内に渦巻く欲望や憎悪を増長させる石ですから、元からあった火種が紅蓮の炎と化してしまったのでしょうか。

二人の幕切れはあっけなく訪れます。
黄泉の言葉や表情、彼女の全身から発せられる慟哭というのか、久しぶりに胸が詰まる思いがしました。

しかし一方で、神楽の結論が甘いような気もしています。
今回前半の台詞「意味のある死に方なんてあるのかな」は、父親の死に接してそこまでして護りたいものがあるのか?(この場合神楽自身だったわけですが)って自問だと思うのです。自分自身の価値も見い出せないまま、引き継いだ白叡の意味も感じられていないからこその発言と感じました。(となると先週の父娘の会話はどうなるんだって気もするけど) 神楽の迷いを察したからこそ、黄泉は叫んだ。お役目を継いだ意味を知れと。

黄泉を助けることはできない、それならせめて黄泉自身が望む死を。
簡単すぎるまとめ方ですみません。でもそうとしか取れなかったんですよね・・・。実際悪霊化してしまったことは、退魔師の黄泉にとっては屈辱だろうと、それなら自分が退魔師として黄泉を送らなくてはいけない、神楽は決意したのだと思う。だから、黄泉の「ごめんね神楽」の言葉に、ハッとしたんじゃなかろうか。禁忌を犯してでも、力を得るしかなかった黄泉の葛藤を、触れた肌から感じ取ったかもしれない。

ここまで神楽の純粋さを特別視した描き方をしてきたのだから、最後もまた純粋故の過ちだった、ということかな。想像力をフル稼働しての結論は、「退魔師ではなく人間としての誇り」の話だったのかなあと。原作で弱く感じていた黄泉の描写をアニメでがっつりみせて貰ったかわりに、今度は神楽のキャラクターが純粋化されて弱まってしまった感じでした。

なんにせよ神楽と黄泉の本当の決着は原作に引き継がれました。
原作販促としても、格段の出来であったと思います。
OP&EDも本編とマッチしていて凄く良かった。
あと神楽と黄泉の百合ちっくな雰囲気も楽しめたし(笑)
セーラー服に日本刀ってビジュアルもさることながら、プリーツの裾からチラッチラ覗く太ももとか、ほんとイイもの見せて貰ったデス。


それにしても飯綱だけは本当に・・・。
黄泉に向うこともできず、神楽と黄泉の戦いに割り入った上に、神楽にクナイを託して、自分は姿を消す。しかも二年後はしたり顔で剣輔に色々言ってきたり(←原作の話です)、お前は何をやってるんだと。いや彼なりに苦悩しているんだろうけど。黄泉を放っておいた自分が、家督を継いでのうのうと暮らせないって決意の出奔なんだろうし。しかし許せん・・・。


喰霊−零− 公式HP
http://www.ga-rei.jp/

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喰霊-零- 1(限定版) [DVD]

↑トオルと黄泉とカオル(だっけ?)三人が一緒にいたシーンは何だったんだろう・・・。結局意味不明のままだった。原作関連?

↓やっぱり二人の笑顔が一番!

喰霊-零- 2(限定版) [DVD]

2008年12月26日

魍魎の匣 第12話「脳髄の事」

魍魎の匣 第一巻

魍魎の匣
第12話「脳髄の事」


美馬坂研究所に集まった面々。
京極堂の憑きもの落としが始まる。

いよいよ謎解きに入りました。
ここからは京極堂の語りが続くためか、ビジュアル面がかなり強化されている印象です。アバンの「眩暈」といい、脳髄などのカットはまさにオカルト。恐いつーか気持ち悪い・・・。榎木津の暴走運転wにビビる鳥口君や、「久保の体内」を想像して情緒不安定になる関口のようすやら、細かい演出でこちらの不安感を煽ってきますね。

以下完全ネタバレになりますので、原作未読で検索からいらっしゃった方、未視聴の方はご注意。




現れた京極堂は「脳髄の話」を始める。
個人が見ているものは、当人の主観によるものであり、ひとつの事柄も見る者によっては違う物語になる。今回の事件は、多数の人間の物語が交錯し出来上がっているため、それを紐解く必要があるという。

言ってみれば自分たち視聴者も同じことで、こうやってレビューを書いていると特に感じるのですが、各サイトによってずいぶん違うところを見ているなと。同じ映像でも、当人の想いによっていくらでも解釈できる。感想なら面白いですみますが、事件となると話は別。

まず加奈子殺害未遂事件について。
それから加奈子誕生と、陽子・美馬坂・柴田の関係が暴かれ、さらに加奈子誘拐事件の発端までが語られました。
発端が木場であったというのが真相で、彼が口にしていた「これは俺の事件だ」は今考えると皮肉か。頼子には頼子の、木場には木場の、陽子には陽子の物語があった。

それは当然加奈子にも言えることなのですが、ここがちょっと物足りない感じでした。初期に退場してしまったため、加奈子の心情はどうしても描写不足気味です。(善意的に解釈すれば)彼女の物語を永遠に喪失してしまった、というメッセージにも受け取れますが。加奈子の孤独や、「もう一度会って話をしなくては」と思うほどの、頼子への友情とは、一体どれほどのものだったのか? 今は推し量るしかありません。

しかし、これほどまで原作尊重で作って貰えると、もう何も言えないですよ。1クールで延ばさす切らず、よくぞここまで・・・。原作未読でも十分楽しめるように配慮された映像、アバンの仕掛け、すべての収束が次回!! 非常に楽しみです。


今週の特筆
木場を正気にさせたエノさんの一発が爽快でした!(笑)
テレビの前で喝采w

魍魎の匣 公式HP
http://www.ntv.co.jp/mouryou/

2008年12月23日

今年もあと○日・・・な近況

お風呂掃除したら風邪引いたっぽいtanizakiです、こんばんは!
来年こそプロに頼むか。
って去年の今頃も思ってましたねえw

今年は年賀状を書くぞと意気込み、ここ数年頂いている年賀状から知人友人の住所を辿るところから始めました。先は長い。うおー。

今年の冬の祭典は行かないことにしました。
30日が仕事納めのため。
参加の方は、どうぞ温かくしていってらっしゃいませ〜。


■銀魂のこと

新刊読みました。
日頃から銀さんや新ちゃんのあんなことやこんなことを想像してハァハァしている訳ですが、なんつーか、想像するまでもなく、原作読んでるだけで充分なんじゃないか? 今まであーでこーで考えてきたことが、吉原炎上編で全部出切った気がする。恍惚。この満たされ感はかつてない感じで、ちょっと戸惑ってもいます。
でも、やっぱり、やっぱりコレかな。
空知せんせいありがとおおお!!


■M-1グランプリのこと

うるさいだけなら、どこぞの高校の文化祭と同じだわ。
普段テレビ観ない人間の戯言ですが。少なくとも疲れたネタは観たくないなあと思うわけです。漫才ブームじゃなかったっけ? もう終わってます? ステージ上でオレらおもろいやろー!ってキレられてもなあ。年末年始はキレずに切れる漫才が観たい。

2008年12月22日

啄木鳥探偵處 / 伊井圭

啄木鳥探偵處 (創元推理文庫)
啄木鳥探偵處 / 伊井圭

探偵・石川啄木と、助手・金田一京助。
発行元が創元推理だけあって、ミステリーといっても若干クセもの。口語調で書かれた流暢な文体は、まるで落語のようでもあり、あっという間に読み進めてしまわれると思います。

貧困のため探偵業を始めた啄木のもとに持ち込まれる大小の事件。啄木の才能を信じ彼を援助し続けた、言語学者・金田一京介を助手として、皮肉屋でしたたかで、しかし病に冒された啄木が活躍する短編5篇が収録されています。明治から大正に移ろうまでの時代背景と、当時の浅草界隈のようすがしっかり描かれた良作です。



以下萌え話

登場人物買いしてしまったのだけど、これが大正解!!
文豪萌え、明治大正萌えなら読んで間違いなし。

啄木(の才能)に惚れこんでいる金田一先生の、振り回されっぷりが泣けます。啄木からぽんぽん言われてウキーッと切れてしまうところといい、そのくせ自分がどれだけ相手に弱いか自覚していたり、可愛すぎる。
うたた寝する奥様の仕草に、抱き締めたくなるほど可愛いという先生、そんな先生がいっとう可愛いです!!と思わず握り拳になってしまいます。

さんざん先生に頼ってきた啄木が、一番辛い時期に無心を止める。
心が折れてしまいそうなとき、大事な相手だからこそ口にしない、普段強いことばかり言っている人だけに、黙された相手もこれは堪えますよ。

まあそれも下心あってのことだったわけですがw
探偵業などやめてほしい先生と、背に腹な啄木との駆け引き。
何度も「うっかり」騙されてしまう先生ってば(笑)
唯我独尊でいて、ふと陰を見せる啄木。そんな年下に良いように振り回されながらもメロメロ(自覚有り)な先生。どこからどうみてもアレな二人のいちゃつきっぷりに、読書中にやにやが(ry

とさんざん萌えといて今更ですが。
二人ともちゃんと世帯を持っているところが良いです。
自立している、働く男同士というのは、かなりポイント高い。

当然史実に基づいているので、啄木の没年も克明に記されています。
見栄っぱりで酒好きの女好きな啄木の日頃の態度も、裏を返せば自らの余命との戦いであったはずで、このことが頭にチラついて、余計なことまで考えてしまう始末。だからこそ、ひとときの輝きの強さを感じるのかもしれません。

2008年12月21日

魍魎の匣 第11話「魔窟の事」

お、追いついた・・・。

魍魎の匣 第一巻

魍魎の匣
第11話「魔窟の事」


バラバラ殺人の犯人と目されていた久保の両手両足が発見された。そして明かされる、陽子と美馬坂博士の関係。

京極堂のもとに集まっていた鳥口、関口、榎木津たち。三者に迫られ京極堂が語ったのは、美馬坂らとともに行っていた研究の話でした。美馬坂は、戦時中軍部から命ぜられ、死なない兵士や人工臓器の研究をしていた。鉄面皮の研究者が当時離婚調停中であり、その最中、彼宛てに届いていた手紙に「美馬坂絹子」と名前が記してあったことが明かされる。

久保との接触で怪我を負い入院している青木刑事を見舞った4人は、謹慎明けの木場が拳銃を持って外出したことを知る。京極堂は3人に木場を追いかけるよう指示、途中陽子を拾って向かう先は、美馬坂の研究所。

陽子から柴田の遺産を相続する件を明かされた木場は、榎木津が想像したとおり、拳銃を手に美馬坂研究所にやってきていました。「死なない人間の研究のため、久保を使って少女たちの身体を集めさせていた」「不要になった久保を殺した」と考え、全ては加奈子を生存させておくためだろうと、美馬坂に拳銃を突きつける。

加奈子がみつからなければ、相続権は陽子へ移行する。
美馬坂とは母親の治療をして貰っていたことで知り合った話。
はっきり描かれていませんが、このあたりから木場は、陽子も加奈子失踪、須崎殺害に関わっているのではないか? あるいは、なにか隠しているのではないか? 少なくとも加奈子の生死を知っているのではないか? と思っているフシがありますね。それらに目を瞑ってでも、美馬坂の元にやって来た。スーツではなく、わざわざ日本兵のような格好で出向いているのも、刑事としてではなく個人としての想いの証かと思われます。

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※少しわかりづらいので追記
柴田の死後、遺産はすべて加奈子に残すと遺言がありました。
これまで頑なに柴田家との接触を拒否してきた陽子が、なぜ今になって相続することを決めたのか? 木場の疑問に「加奈子を生かすためには多額の資金が必要だから」と陽子は答えます。
加奈子が発見されず終いとなれば陽子が相続人となるからで、この時点で陽子が相続を決めたのは、加奈子が生きていると信じてのものか、それとも生きている確信があるかのどちらか。確信があるとすればそれを成せる人物は、陽子のまわりに一人しかいない。と木場は考えたのかもしれません。

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木場の暴走は陽子がハッキリしないせいだ、というエノさん。「あんたも良いやつか悪いやつかはっきりしなさい」って、陽子のことはどうでも良いのね。加奈子の行方捜索を依頼された探偵とは思えない言動です。今までおっとりした話し方がちょっと違和感だったのですが、反比例する荒い運転といい、ニヤニヤしてしまったですよ。

なにが謎で解明されたのか、頭を整理してから次回視聴した方が良いかもですね。今回も謎が謎を呼んでますし。

黒づくめの男とは?
加奈子の行方は?
須崎殺害の犯人は?
雨宮の行方は?
バラバラ殺人の犯人は本当に久保なのか?

さて、残り2話を堪能できるでしょうか。
中弛みしそうだと不安もあった前半も難なく切り抜け、ここまでやってきたアニメ「魍魎の匣」。最後の最後まで楽しめますように!

魍魎の匣 公式HP
http://www.ntv.co.jp/mouryou/

2008年12月20日

ランキング本、誰のためのランキング?

このマンガがすごい! 2009 このBLがやばい!2009年腐女子版 (Next BOOKS) (Next BOOKS)

メリークリスマス!
ってまだ先!

というこの時期になると、書店に平積みになるこれらランキング本。
年々この手のランキング本が増えている気がしなくもない。きっと巷では、「おーコレ読んだ読んだ〜。でもさ、あっちの方が面白くね?」みたいな、俺は人よりたくさん読んでるんだぜ・面白い漫画知ってるんだぜアピールに使われたりしているのでしょうね(考えすぎ)

ありがたいのは、面白そうな作品を漏らしているのではないか、という不安を少しでも軽減できることでしょうか。チェック→購入、年末年始から部屋籠りというのが、近年のうちの流れです。(って時点でちょっと病的だと自分でも思います)

だったのですが、今年の両冊子に掲載されたタイトルは、ほとんど読み尽くしてしまっていたため、結局立ち読みで済ましてしまいました。

「聖おにいさん」がぶっちぎり一位だったのには吹いたw
アニメ化なら同じ中村作品でも「荒川」が先かなって気も。
んでもってリクは、るるーしゅな人がやればいいと思うよ。

BLランキングは全部読んでました。
そんな自分に絶望した!

それはそうとして、今年は不作だったのか、それともランキングされた作家さんたちが傑出していたのか。単純に、自分の一年間の読書量が増えただけなのか。出版社の思惑にハマった一年だったのか。読者の裾野が広がって有名どころに票が集まったのか。これはちょっと考えものです。

しかし何にせよ、投票によって多数を獲得した作品であれば、平均的に良作のはずで、未読のものは一度読んでみたいと思うのですけど。

2008年12月16日

ジロ・デ・イタリア2009のコース発表

【92回ジロ・デ・イタリアのコースが発表される】(AFPBBnews)
http://www.afpbb.com/article/sports/cycling/2549606/3611817

ジロ・デ・イタリア2009公式HP
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2009/it/

5月9日〜5月31日
21ステージ、全長3395km
ヴェネチアをスタートして、ミラノ、トリノ、フィレンツェ、ボローニュ、ナポリと、イタリアを反時計回りで進み、今年はローマでゴールを迎える。

やはり注目は第1週目から登場するドロミテ山脈、第2週目の61.7km長距離個人TTでしょうか。スタートのチームTTが20.5km、ローマでのTTが15.3kmと比較してもその差は歴然。相変わらずの山岳ステージの多さ。去年のツールといい、レースの過酷さが際立つ。100周年だけあって半端は許せない、といったところですか。

ドルチェ&ガッバーナデザインのマリア・ローザ@CNphotos
いつものピンクなのだけどシンプルで洗練された感じ。
着る人の体格が一番美しく見える云々とか・・・。
ディルーカの姿を想像してニヤニヤしたのは内緒だ。

ガゼッタ紙による公式HP上では、豪華なプレゼンのようすがビデオ公開されております。いやーイタリア語?全然わかんないんですけど、雰囲気がわかって面白いです。レベリン、バッソ、ペリツォッティ、ベンナーティ、シモーニ、ディルーカ、さらにベッティーニやチッポリーニも。ランスのインタビューもあり(仏語字幕つき)

ランス、シモーニ、ブルセギンのインタビュー(cyclingnews.com)
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2008/dec08/dec15news

ランプレからはブルセギンだけ招待されていた模様。
虹色バッランとクネゴはどうした?

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→「tannenbaum居眠り日記zzz」様でドンピシャ記事を拝読。
【Giroのルートプレゼン、バッランとクネゴが欠席した理由】
う、うーん・・・。

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ジロ出場は来年で最後だというシモーニ。
レベリンの加入もあるし、良い結果が残せるといいな〜。
いやレベリンの活躍も、もっと観たいけども。


ベッティーニとヴィスコンティの2ショット@CNphotos
ヴィスコンティのおされ眼鏡は、JCのときと同じタイプ?

2008年12月15日

2008冬アニメについて

もうそんな時期なんですねえ。
いつものごとく神奈川県南部限定・初回放送日でチェック!
したのですが、ありゃ、チェックするほどでは・・・。

続 夏目友人帳
1/5(月)25:00 テレビ東京
http://www.natsume-anime.jp/

「夏目」は前作からの純粋な続き。
ええ、今年中に夏クール分を消化し・・・ごほっげほっ。

源氏物語千年紀 Genji
1/15(木)24:45 フジテレビ
http://genji-anime.com/

あさきゆめみしが企画破棄になったと聞いたときはショックだったけれど、これはこれで楽しみ。監督さんには好きにやって貰って、こっちも楽しませて貰おう。

ヘタリア Axis Powers
01/24(土)25:52 キッズステーション
http://hetalia.com/top.htm

なんと5分番組?!
今期のサンレッドが15分というのに、どうすんだソレw
漫画化してますが、実は未読。買いそびれたままになってます。
キャラ、国設定に同調できれば、楽しめそう。

「屍姫玄」「みなみけ おかえり」あたりは前期で限界を超えてしまったためカット。「まりあ†ほりっく」は新房監督×シャフトで面白そうではあるけれど、原作を知るだけに、一定以上のものが想像できず。

あ、マリア様の4thシーズンが始まります!

スタート時期もバラバラ。
今期からの継続が2〜3本としても、時間にかなり余裕ができそう。野球も自転車もオフシーズンなんで、「春まで三ヶ月を計画的に過ごせよ」っていう神様からの導きだったりしますか。

2008年12月14日

猫三昧

年末年始の飲み会を片っ端から避けております。
こんなときこそ心底癒されたいわけで!

●漫画でニャー。

くるねこ くるねこ 2 くるねこ 3
くるねこ(1)
くるねこ(2)
くるねこ(3) / くるねこ大和

風格漂うもんさん、神経質なお姫様ポ子ちゃん、やんちゃで小さいもの好きボン兄、人見知りで怖がりなトメ、肝っ玉な胡ボン。飼い猫たちに、時に乳飲み子な子猫が交じったりしつつ、作者と猫たちの生活を4コマ風に描いた漫画です。

猫を擬人化しすぎることなく、人と猫の距離を保ちつつ、一方的な愛情を掛けるのではなく、それでいて、猫全体への愛情の深さが伝わってくる。(飼い猫個体だけでないのが重要) 押し付けがましくないのがいい。
作者独特の間合いが、猫たちとの「友好関係」を想像させますし、それが漫画全体のテンポになっていて、いつ読んでも、どこから読んでも、ほっとできる漫画。笑って安心できて、やっぱりほろっとさせられる。素直に楽しめる作品。

生を終えた猫たちが必ず通る場所に、猫の番頭さんがいて、猫たちの寿命も管理しているという話があるのですが、天寿をまっとうできなかった子など、現在猫を飼っている人にとっても、ずいぶん救いになるような話が描かれてます。

普段まったく漫画を読まない同居人が、あっさり読んだくらいだから、ファンタジーとリアリティの匙加減がうまいのだと思います。

3巻は12月20日発売予定なのですが、アマゾンの3巻のページ下部に貼ってある、くるねこCM動画から、中がほんの少ーし観れます。ほんっっと少しだけ。
ナレーションは若本さん。働きすぎwww


●本でもニャー。

作家の猫 (コロナ・ブックス)
作家の猫 (コロナ・ブックス)

夏目漱石ら普段しかつめらしい顔の文豪たちが、猫を膝にしたときに見せる、ゆるんだ横顔、慈愛に満ちた眼差しが強烈な一冊。勿論、作家の猫たちは可愛いのだけども。ちなみに表紙は、中島らもの飼い猫とらちゃん。

特に、三島由紀夫が猫を膝にしている表情の柔らかさ。
なんというか、大先生だって、ただの猫好きじゃなあい? という感じだが、そんな中でも、やはり作家と思わせるエピソードも多い。

吾輩の猫に名前がなかったのは、漱石が猫嫌いだったから?
宮澤賢治は犬も猫も嫌いだった。
など興味深い話が続く。
作家と猫の写真、作家の猫に関する一文、作家の家族たちによる作家と猫とのようす語り。さらに巻末には、猫に関連した新旧の作品が紹介されています。大島弓子「綿の国星」梶井基次郎「愛撫」など、なかなか面白いラインナップ。

猫好き、作家好きな方にオススメ。
犬派には「作家の犬」も出てます。残念ながら未読。


●ニコニコでもニャー。



しゃむねっこー。
どう見てもやつは勝ち組ですw

2008年12月11日

魍魎の匣 第10話「鬼の事」

12/20に書きました。

魍魎の匣 第一巻

魍魎の匣
第10話「鬼の事」


御筥様のもとへ向かう榎木津、関口、そして京極堂。

御筥様の教主寺田の元へ向かい、もうりょうについて滔々と語る京極堂。もうりょうと鬼と陰陽道の関わりを、以前の蘊蓄から発展させた再構築で語るのですが、ただの男(by関口)でしかない寺田に、当然理解できるはずもなく。(うんわたしも無理デス) 腰を抜かしてしまった寺田は、このまま鬼になってしまう恐怖からというより、自分と久保の関係を言い当てられたことが、ショックだったようです。

バラバラ殺人の実行犯は久保、寺田は協力者。
というのが京極堂の見解。もっともその根拠は「御筥様の帳簿の信者と、被害者の家族が一致している」「御筥様の祈祷方法と、久保の故郷にある宗教が関連している」というもの。さらにこれまで発表されてきた久保の作品は幻想小説ではなく、多少の脚色を加えた日記の可能性がある。もちろんその中には、久保の最新作「匣の中の娘」も含まれているのでしょう。

久保は、戦時中行方不明となっていた寺田の子供で、母親に連れられ実家の九州へ渡り、母親の死後、父寺田の元へ戻っていました。寺田の出征中、久保は父親が作った鉄箱の蓋で誤って指を切断していました。
戻ってきた久保に「指を返してくれ」と言われた寺田は、罪悪感も手伝ってか息子の所業に目を瞑っていたと。大量の箱が発注されたことと、バラバラ死体が箱詰めにされていたことから、寺田なら犯行に気づけたのではないか。

寺田の神棚に置かれた木箱は、福来博士の実験道具でした。
5話目で描かれた千里眼の実験の件と、寺田の祖母の不思議な力を調べに学者が来たという話が、ここでようやく繋がりました。5話目で、寺田の箱筒の中の半紙に「魍魎」と書かれていたのを、京極堂が言い当てたのも、千里眼実験の記事に書かれていたことから想像してなんだろうなあ。鳥口の話の合間にそこまでピンとくるのも、なんという回転の早さよ・・・。

関口はこのとき「京極堂が怒っている」と見るのだけど、果たして少女を救えなかったことか、エセ宗教についてか、自分に対しての怒りなのか、寺田が久保に帳簿を渡さなければ事件は起きなかったのではないか?という向きもあるようですが、しかしそれはどうだろう。ただ精密な箱を作る職人であったことと、それを久保が覚えていたことは不幸なのか? 因果、という一言では収まらないものがあります。しかし、切断された息子の指をとって置いた父親の想いとはどんなものだったでしょうか。箱に囚われていたはずの寺田が、終戦後ひっそりと暮らしていた事実。
やるか、やらないか。結局、通りものに当たれば、誰にだって実行の可能性はあるということ。なにも特別なことではないのだと。

さて寺田は逮捕され、あとは久保が逮捕されれば、事件は解決。
のはずが、その数日後、今度は久保の死体が発見された!
な、なんだってー?!


今回のアバンは小説「蒐集者の庭」でした。
個人的にこの話は結構好きだったので、観れて嬉しかった。

またしても亀呼ばわりの関口。
前回はエノさんから、今回はとうとう京極堂にまで。
訳もわからないまま舞台に上げられた関口センセ涙目w
ごめん、爆笑してしまったわwww
それでこそ関口君だわあ。いやあ、眼鏡男子になっててうっかり忘れそうになってたよ〜。この挙動不審っぷりがもうね・・・。好きです。

魍魎の匣 公式HP
http://www.ntv.co.jp/mouryou/

2008年12月10日

「銀輪の風」でアムステルダム

銀輪の風−ヨーロッパ「自転車は文化だ!」<オランダ篇>
BS-i
12月8日(月)23:30〜24:00

番組公式HP http://www.ginrin.tv/

買い換えたレコーダーが、威力を発揮してくれました。
おまかせで録画されてた今週の「銀輪の風」が、なんと、アムステルダム6日間レースの特集でした!!

ミラーボール、キラッキラ☆
バンクすぐ外の応援席で、ビールを出すスタンドバーっぽい感じもあり、観客の一部は普通に夕飯食べてるし(レースは夜開催)、最終日の映像だったせいか、観客満員&会場狭い、人人人だらけ!で酸素薄そうデス。
自転車好きだぜーっ!
って感じがすんごく伝わってくる。
オランダ人選手で場内が沸くのとか。
興奮が半端じゃない。
いいなあ、いいなあ。

ツァベルの姿を必死になって探していたら、あっという間に終わってしまったので、休みの日にでも落ち着いて観返そう。 

冬トラックの報酬が高いのも、妙に納得。これだけお客さんが入って、かつ飲み食いしてくれるなら、報酬に回せるのも頷けます。


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ちなみにツァベルおじさんのラストランが確定したようです。
【Bartko and Zabel: A "Dream Team" in Berlin】(cyclingnews.com)
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2008/dec08/dec08news2

ベルリン6日間レース。
相手のバルコ揃ってベルリン出身とか。
うわ。ちょ、これは・・・。

2008年12月07日

国立西洋美術館と黄金色の絨毯!

2008_1207_0031.jpeg


■国立西洋美術館
公式HP http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

ヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会の会場でした。コルビュジエ設計と聞いて、撮影するつもりで行ったんですが、真っ青な空にお月さまが見えて、絶好のタイミングでした。

展覧会記事はこちら
http://zinc-unit.seesaa.net/article/110854162.html


実はこの美術館、上野公園の敷地内なんですねー。
出口の先に黄金色の絨毯を発見!

2008_1207_0033.jpeg


ご夫婦?で銀杏を探す姿もあり。
すごく綺麗だったんですが、すっっごく臭かったデス!(笑)

2008_1207_0034.jpeg

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パサパサと落ちる葉の音と、シャッター音が・・・。
半分以上は葉を落してしまっている中、ひときわ葉を残していた、この木の回りは、大撮影会となっておりました。もちろんわたくしも便乗して。

2008年12月07日

ヴィルヘルム・ハンマースホイ−静かなる詩情

先日テレビで流れたCMで気になった絵があり、展覧会の美術館名だけ記憶していたのですが、なんと開催が今日まで!とわかり、あわてて行ってきました。最終日の、かつ日曜日とあって、激混みでした。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ−静かなる詩情
会場:国立西洋美術館
期間:2008年9月30日〜2008年12月7日

デンマークのコペンハーゲンに生まれたVilhelm Hammershoiは、何度か住まいを変えながらも、コペンハーゲンから出ることはなかったそうです。彼の絵に始めから完成されたものを感じるのは、そういった自身の性質もあるんでしょうか。

Hammershoi

≪背を向けた若い女性のいる室内≫
テレビで初めて見たのはこの絵でした。
人物が描かれているのに、それを感じさせない不思議な絵だな、というのが第一印象でした。

回顧展と銘打つだけあって、風景画→人物画→人のいる室内画→人のいない室内画という流れ。さらに室内画の間には、ハンマースホイと同時期活躍した画家二人の小展示がなされ、独特の緊張感を持つ展示となっていました。

●風景画
≪ティアスデーエススコウエン(火曜の森)≫
キャンバスの中心よりやや下に地平線、中央に森、右奥には遠く数本の木々が見えます。ただ飛ぶ鳥の姿はなく、風に揺れる葉のようすもなく、一見、奥行きはあるけれど、ぼんやりとした風景に見えます。

ところが、ふと空に目をやると、雲に気づきます。転じて地表に、うっすらと雲の影が落ちていることにも。雲を流す風と温かい日差しの存在に気づかされます。

光と影を究極に削った世界の開放感。
ただそこに在る、穏やかな視線。


●人物のいる室内画
≪室内、ピアノと黒いドレスの女性、ストランゲーゼ30番地≫
この絵を観たとき、自分が光を背にしているように感じました。
背を向ける女性の脇を通って、暗い(おそらく窓のない)小部屋を抜け、ドアの開かれた明るい部屋へ向かう・・・。想像したとき、瞼に光と影のコントラストを感じました。印象派のような強烈さではなく、風景画にも感じた、穏やかな光です。

鑑賞者を画中に引き込むモチーフは、ドイツ・ロマン派の流れをくむそうです。上であげた≪背中を向ける・・・≫に惹かれたのも、例えば「妻イーダ」或いは「コペンハーゲンのボウル」或いは、その風景そのものを描く目的=画家の主張を、感じなかったからかもしれません。


●人物のいない室内画
≪居間に射す陽光V≫
壁を背にしたソファと、キャンバスの半分近くを占める壁に射しこむ光が印象的な絵。この光には、なにやら意味を感じ取ってしまいそうです。人物もいない、選別された調度品と光だけの空間に、思わず引き込まれそうになります。

面白いのは、キャンバス下部、こちらから見ると手前に大きく床が描かれていることです。こちらを引き込む力がありながら、どこか一歩距離を置く、そんな風にも感じます。


イーダが背を向けているのも、床面積を大きく取るのも、主張させないための線引きのように思えます。それでいて冷徹さを感じないのは、開かれたドアや、その向こうにある光からくる、開放感のおかげでしょうか。

イーダが今にも振り返り、自分に(ハンマースホイに)微笑んでくれるのではないか、とまで想像を膨らませながら観ると、本当に楽しい作品だと思います。

ハンマースホイという名前もなにも知らなかったけれど、シンプルで温かみのあるデザインは、デンマーク家具そのもので、とてもよかったです。
展覧会は激混みでしたが、観たい絵は観れたし、大好きな画家が一人できた、とても有意義な時間でした。

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拙い感想記事でしたが、なんだか気になるな、と思って頂けた方へ
展覧会は最終日でしたが、NHKで特集番組があるそうなので、そちらでご覧頂けるかなと思います。再放送らしいです。ってわたしも見たことないので、今から楽しみです!

「アートエンターテインメント 迷宮美術館」
NHK総合
12月14日(日)14:15〜15:00
番組HP http://www.nhk.or.jp/bs/meikyu/

2008年12月07日

愛すべき日本人プロ選手@CN

【Koji plays his last tune】(cyclingnews.com)
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2008/dec08/dec05news

今期限りの引退宣言をした福島康司選手の記事が、CNに掲載されていました。
梅丹本舗のチームメイト新城選手の、ブイグ正式契約のニュースと入れ違いの記事だったので、日本の自転車レースにほとんど無知な自分でさえ、冒頭、感じるものがありました。海外の専門サイトでこうして取り上げられる・・・。引退のニュースとはいえ、いかに康司選手が海外でも愛されていたかがわかるというもの。


インタビュー内の発言を追うと、色々考えさせられます。
自分に進歩が感じられなくなったとき。
自分ならどうするだろう。
過去の体験を追い掛けず、手を放すことができるだろうか。

2008年12月05日

魍魎の匣 第9話「娘人形の事」

12/15に書きました。

魍魎の匣 第一巻

魍魎の匣
第9話「娘人形の事」


加奈子の家へ向かう榎木津と関口。
家人の帰りを待つ間入った喫茶店で、久保竣公と出会う。

木場から頼子について聞き込みを頼まれた巡査だが、同級生たちの証言からわかったのは「頼子が嫌われていた」という事実だけでした。もともと陰気な雰囲気だった頼子が、加奈子がいなくなってからは、加奈子のマネをして振る舞うようになっていたようで、それが同級生たちの反感を買っていました。

しかし頼子自身も、それに気づいていたフシがあります。
前回、加奈子のマネを路肩でしていたシーン。いくら言葉を行動を真似ても、自分は加奈子のようにはできない。「加奈子には成れない」と落胆する表情を見せていました。(だからこそ、このあと久保から「頼子」としてモデルに誘われたことが嬉しかったはず)このあたり、細かい心理描写もあり、回が別れている分、何度も観直してしまいますね。

立ち話を終え頼子が去ったあと、榎木津は柚木家の裏戸を蹴り開け、強引に中へ押し入ります。家の中では、今まさに頼子の母親が首を吊ろうとしていました。
御筥様への喜捨から不幸になったのではないか?
関口の疑問は、鳥口の推理からきたものですが、母親は否定します。喜捨は娘のためであり自分のためであり幸せのためであり、貧困から命を捨てるのも娘のためであるから、自分は幸せだと。
それに対して、違う宗教(御亀様)を持ち出して煙に巻いてしまおうとする榎木津は本当にヒドイのだけど、母親はうさんくさいと信じない。彼女にとって御筥様は、すでに宗教ではないから。
それならばと、元夫の姿形を言い当てた榎木津に、母親は悲鳴を上げる。心の拠り所である御筥様と(おそらく)同じように言い当てられ、彼女の根幹が揺らぐ壮絶なシーンでした。

我に返った母親は、頼子の安否を警察に訴えます。
同時に、京極堂も青木刑事へ頼子の保護を求めていました。
京極堂が久保竣公が手袋を嵌めていることに、ひどく驚いていましたが、ここは映像の妙でしたね。ここまで観てきた視聴者は、手袋の男=久保だと、すでに思っているし。一方で、久保はいつ「加奈子の顔」を見たのか?が問題。

ところで加奈子行方不明の件は、木場が相変わらず追いかけているようです。手袋の男を裏庭で見掛けた、という陽子の証言を嘘だと断ずる木場。陽子自身や雨宮に疑いの目が強まるのは恐れた嘘の証言でした。これは、加奈子行方不明とバラバラ殺人の接点が消えることを意味しています。

え、振り出し?
と思わせておいて、ラスト、頼子の切断された両腕が発見される。
あと数話で本当に終わるんですか、と途中何度も不安に襲われてきましたが、ようやく話が動き始めました。(もう9話目だしw)
次回、とうとう京極堂も動き出す?


そういえば、榎木津探偵は、全てを見透かしていそうで、実はいい加減な感じが今回たっぷり描かれてましたね。
久保に加奈子って名前を教えてしまったり、写真を渡してしまったり、これによってこのあとの展開を変えてしまったのは否定できない。見えるだけでは万能にはならないって典型です。まあ、そこが愛すべきところなんだけどもw 

関口は猿になったり亀になったり忙しい(笑)

魍魎の匣 公式HP
http://www.ntv.co.jp/mouryou/

2008年12月04日

ツァベル、来期はコロンビアのアドバイザーになる

【Zabel zooms in for Cavendish】(cyclingnews.com)
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2008/dec08/dec03news2

ミルラムがドイツ色を強めているという話もあって、引退後はミルラムでのコーチ的な立場になるのかな? と想像していたら、なんとチーム・コロンビアの非常勤アドバイザーとなる模様。カヴェンディッシュはもちろん、有望な若手スプリンターへ、短距離のなんたるかアドバイスを、という話。

鼻高々なお子たちに、ビシッ!と言っちゃって貰う?


コロンビアのキャンプに混ざるツァベルおじさん(cyclingnews.com)
http://www.cyclingnews.com/newsphotos.php?id=/photos/2008/news/dec08/dec03news2zabel/benchteam

6日間レースでまだ走っているだけあって、おじさん、コロンビアの若い子たちと比べても見劣りなし。かっこええ。

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SANPIN様より、コメント欄で頂きました〜。

【新城幸也、ブイグテレコムと正式契約】(八重山日報 速報)
http://www.yaeyamanippo-news.com/page2/20081204_yukiya01.php

新城選手、スーツも似合いますね!
もう来期のスケジュールは大よそ組まれているのでしょうが、ガンガン突き進んで欲しいです。来年、彼の姿を日本のテレビで、たくさん観れると良いなあ!

2008年12月03日

アームストロング、ツール出場表明

【アームストロング ツール・ド・フランスに参戦へ】(AFPBBnews)
http://www.afpbb.com/article/sports/cycling/2544556/3575343

記事上の写真。
トレーニングキャンプ中のランス。
鼻の手術経過が順調だったのか、コンタドールの姿も見えます。

外野から野次馬的にあーだこーだと想像してしまうのは別として、やっぱり気になる、ランスのアスタナジャージ姿! もう公開されたんだろうか?とふと疑問に。検索してみるが発見できず。AFP通信でさえ掲載していないくらいだし、きっとまだなんだろうなあ。

ところで、ジロではランスをエースに、ツールでは、コンタのアシストとしての出場になる可能性も、まだあるとか。

正直、もうどっちゃでもいいよ、とも思ったり。
うまいこと言えませんが、また走ってる姿が観れるなら、(そりゃエースとして過去の輝きを持った姿を観れるのが一番なのかもだけど)、どっちでもいいや! あーだこーだ思いはあるけれど、ジロ、さらにツールでも走れるなんて、自転車選手としてなんて幸せなんだー!と思う。
  
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