2011年09月30日

2011秋アニメについて

本日大急ぎで衣替えをしました。
朝夜は肌寒くなってきましたね。みなさま体調にはお気をつけください。
先日から続くひどい乾燥に、風邪対策もそろそろ始めたいと思ってマス。

もうすでに始まっているものもありますが、いつものごとく
神奈川県南部限定・初回放送日でチェック!

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侵略!?イカ娘
9/26(月)26:00 テレビ東京
http://www.ika-musume.com/

1年ぶりのイカちゃん2期目。
すでに1話視聴済。1話目は登場人物紹介で終わってました。
毎回10分程度の話で軽く視聴できるのがいい。キャストも継続。今回はイカちゃん役の金元さんがED担当、雰囲気はあるが前期とあまりにも似ていて比較されるともったいない。え、伊藤かな恵さんじゃないから怒ってるのかって、それはないないn・・・。OPのスフィアはかっ飛んでいてけっこう好みです。


HUNTER×HUNTER
10/2(日)10:55 日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/hunterhunter/

冨樫義博の同名漫画アニメ化
グリーンアイランド編まではアニメ化・OVA化していますが、スタッフやキャスト一新で再アニメ化です。でも藤原さんのレオリオは簡単に想像がつく(笑) どんぴしゃです。みゆきちのクラピカなんて可愛すぎるうう。しかし前回は夕方枠、今回は日曜日午前枠。富樫原作の味は完全に消えてしまうか・・・。そしてまた原作に追いついて終了っと思ったら、4クールは確定しているらしい。


Fate/Zero
10/2(日)25:00 tvk
http://www.fate-zero.jp/index.html

「Fate/stay night」のスピンオフ小説のアニメ化。
監督は「喰霊」のあおきえい。力也さん速水さん石田さん、中田譲二さん大塚明夫さん緑川さんに置鮎さんって豪華メンバーを想像するだけでクラクラ。大変楽しみです。始まるまでに前作(Zero視点だと後日譚)を押さえなくては。


君と僕。
10/3(月)25:30 テレビ東京
http://www.kimiboku.tv/

堀田きいちの同名漫画ついにアニメ化
神戸守監督とJ.C.STAFFによって、ついに君と僕。アニメ化です! このタッグなら安心できますよ。来年4月からの2期目も確定しているようで、思う存分やって頂きたいですね。非常に楽しみです。なんという腐女子ホイホイなキャストにも注目。


ちはやふる
10/4(火)24:59 日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/chihayafuru/

末次由紀の同名漫画アニメ化
競技かるたなんて無茶な題材を、アニメにしようとよく考えたな。部活の楽しさだけではない、「音」にどれだけ拘って作品ができるのか見物だ。ちはやの耳のよさ、いったいどう演出するつもりだろう。読手さんは本物を使ってくれるの? 賞を獲ったとはいえ、お金のかかる題材でしかも地味な作品。さすがの日テレさんである。あ、青い目の新にはちょっと萌えた(笑)


たまゆら〜hitotose〜
10/4(火)25:45 tvk
http://www.tamayura.info/

オリジナルアニメ。
昨年すでにOVA化されており、今秋アニメ化。よほど質の良い作品だったのでしょう。
広島県竹原市を舞台に女子高生たちのほんわかした日常が描かれる。
OPは真綾! かわいいおんなのこがいっぱいでしあわせ。


persona4 the ANIMATION
10/7(金)25:55 TBS
http://www.p4a.jp/

アトラスから発売のゲーム、ペルソナ4をアニメ化
3を題材にしたものが以前アニメ化されてますが続きものではありません。実はこのP4まだやったことがありません。ペルソナシリーズでも断トツの人気作ですし、キャラも立っているとの噂。番宣のおしゃれな感じがいかにも! とても楽しみにしています。2クール。


ラストエグザイル-銀翼のファム-
10/7(金)26:55 TBS
http://www.lastexile-fam.com/

オリジナル作品。
戻ってきたGONZO!ということで視聴してみる。
「LAST EXILE」の続編となっているようす。


未来日記
10/10(月)25:15 tvk
http://www.future-diary.tv/

えすのサカエの同名漫画アニメ化
未来日記を12人によるバトルロワイアル。
原作は完結しているのでひと安心。2クール26話でどこまでまとめられるか。
一番早いのは10/9(日)23:00のニコ生。


UN-GO
10/13(木)24:45 フジテレビ
http://www.un-go.com/

ノイタミナ枠1本目。
坂口安吾の「明治開化 安吾捕物帖」を原案、水島精二監督とボンズの組み合わせとあっては素知らぬふりはできません。豊崎さんの因果も楽しみですが、OPはSchool Food Punishment! 東のエデン、Cと、これまで外れがないだけに期待も高まります。


ギルティクラウン
10/13(木)25:15 フジテレビ
http://www.guilty-crown.jp/

ノイタミナ枠2本目。
オリジナル作品。GHQの統治下に置かれ10年、平穏な日常が一人の少女との出会いで終わりを告げる。腕に現れる「王の刻印」によって、主人公は人の体から「ヴォイド」と呼ばれる物質を取り出し、それを武器に戦う力を得る。2クールもの。タチコマみたいなかわいいのが気になる。世界観について行けるかが視聴継続の鍵。


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本命は「たまゆら」「P4」「UN-GO」かな。
世界一初恋2期、ガンダム新作、シャナ3期、バクマン。2期、ラノベ系3本、18禁ゲームものと、有名どころも数本放送されるようですが、うちではチェックしていません。「はがない」「ホライゾン」とか。(関係ないけど、「僕は友達が少ない」を「はがない」ってこの短縮考えた人スゴイなあ、と感心しきり)

一作品づつ大切に観れると嬉しい。
夢中になりたい。

2011年09月29日

神様ドォルズ 13話 隻・枸雅匡平

最終回!
なんもかも投げっ放しで終わってしまった・・・。
しかしこれが一番原作ファンに優しい終わり方であったと思う。
匡平さまの決断が少しでも見たい、阿幾の幸せをわずかでも見たい。
前回視聴後の願いは完全に叩き折られましたwww 
決断したのは阿幾で、チューで幸せな匡平という・・・真逆の結果に。
本当に次があるのかわかりませんが、原作を読んで待ってようと思います。

ところで、相変わらずの匡平さんぷりでした。
日々乃さんは俺のものだ!と寝言言ってるかと思えば、せっかくのチューも女子からさせるとか、とんだヘタレですよ。

阿幾に心の奥を指摘されて、家族や一族のことで個人的な問題であると匡平は突っぱねます。あっさり描かれてましたが、これ聞いたとき、なんだか薄ら寒い心地がして、とても嫌な気分になったので、何故か軽く考えてみました。

まず村の掟や風習に立ち向かうではなく、家族の問題として内内で片付けたいのかなと。きっとこれが村の対処方なのでしょう。阿幾のことが良い例です。「殺人者」としてでなく、クラミツハを持ち出した「盗っ人」として阿幾には追っ手がかかっていました。6年前に彼を座敷牢に閉じ込めた件も同様です。

「お前みたいに関係のない人たちを巻き込んで、なにもかも壊してしまいたいわけじゃない」
皮肉ですね。事件のとき自分は部外者でしかなかったと執拗に繰り返す匡平。あと一歩踏み込むことができなかった不甲斐ない自分への怒り、というよりも無力感というのか、或いは血生臭いことに関わらずにすんだという安堵か。

しかしあの場で殺された人たちは本当に「関係ない人たち」だったんでしょうか?
匡平は、阿幾を「村に関係ない先生を死に追いやった張本人」と見ている節があります。

枸雅の分家筋に入った婿と愛人に出来たのが阿幾です。
入り婿の立場を守るために父親はきっと阿幾を守ることはしなかったでしょう。阿幾は、クラミツハの隻に選ばれたことで、枸雅の血筋が証明され、なんとか村で生きていれたようなものです。そうやって彼を取り巻く環境を形作っていたのは、まさにあの場にいた村の人間、一人一人の持つ意識、習慣そのものではありませんか。

殺されて当然とは言いませんが、彼が受けていた理不尽な仕打ちを、匡平はどう思っていたのか。それがまったく見えてこないまま、目に見える刃を持った阿幾を責めるばかりの匡平が、とにかく気持ち悪い。外に出たことがないから気にならないのかとも思ったのですが、そもそも気にならないって描写すらありません。当然なこととして、前提から決めつけられていることが、気持ち悪いのだと思います。


このまま道を進むしかないと、呟く阿幾が切なかった。
「今さら立ち止まるなんてことが、許されると思うか?」
きっと彼は6年間、何百回何万回と考えたに違いない。告解とはちょっと違うかな。彼は自分の罪を赦して貰えるなんて思っていないだろうから。ふざけるなと、本音を突きつけても、匡平の言葉を引き出すことができなかった。そして、彼は諦めたのだと思う。匡平が持つ、日常の気配、人間らしい気持ち、全部を阿幾はあの瞬間諦めた。おはぎの話は過去との決別か。阿幾は退路を断ってしまった・・・。

まひるも阿幾も、村へ戻っていきます。
2期は村が舞台になるのでしょうか。
黒煙の中のアマテラス、目が光る匡平とククリ。
ド派手に映画化もいいかもなあ。夢は広がります。

2011年09月25日

BLOOD-C 11話 たれをかも

前回の記事冒頭で書いた問い。
「なぜ小夜が人間側として化け物を狩ることになったのか?」
BLOOD-Cでは、さらに突っ込んだ解答を用意してくれていました。
それは、昔から小夜は古きものを狩る側だった、というものです。


文人はどうやら大きな組織に属しており、実社会でも権力者であるらしいのですが、小夜を捕まえる際、その彼がなぜ古きものを連れていたのか?という新たな謎が出てきました。彼女の古きものを食べるという習性を利用して、文人が古きものと手を結んだとすると、わずかな糧を提供するかわりに、一緒に実験を行うよう、重ねて古きものと約定を結んだのでしょうか。

古きものや小夜たちにとって、約定・約束・ルールが絶対であるというのは、すでに示されています。いつまでたってもお役目をやめない小夜に、古きものが反発して当然な流れですが、メインキャストを食べる演技をしたり、どちらかというと小夜に揺さぶりをかける側なのが気になります。

先生の言っていた朱食免で一度なされた約定を、古きものたちは破棄できずにいる。そこに文人側にからなんらかの圧力が加わっているとしたら、長い髪の女顔の古きものが言っていた「自由にならない身」の意味がわかります。

☆敵味方の逆転、主観の反転
小夜に注意を促してこなかった(なにかを隠しているように見えた)委員長、父親は文人側。先生や時真が味方に見えたのは、小夜が記憶を取り戻すべきだとこちらも思っていたから。(この場合、無意識に思わされていたと言ったほうが正しいか)

元小夜(記憶を失くす前の小夜)から見て、記憶を取り戻す手助けをしてくれている=味方であるはずの人間が、徹底して利己的に描かれているのを観ていると、凄くモヤモヤした気持ちになりました。それは彼らが、小夜の人間性を否定しているからに他なりません。小夜を特別視すればするほど、彼女を人間から遠ざけていく。これってわたしたち視聴者にも当て嵌まりませんか? 彼らが本当に醜く描かれれば描かれるほど、自分も同じような気がして、(本当にひどいと思ったけれど)素直に先生たちを非難できません。前回と今回、味方か敵なんて、主観で簡単にひっくり返ることを痛感しました。

☆BLOODシリーズ
これまでは、古きものを狩る理由として、小夜の人間性が強調されてきました。
しかし、そもそも彼女は人間になりたいのでしょうか?
彼女が古きものを食べるのは習性です。人間を食べる古きものを、食べている。
その性質を人間が利用しているだけ。
結果、人間を助けていくことになり、やがて彼女にも人間性が備わっていった・・・。
この作品の中でわたしが見つけた答えがこれです。
米軍やら単語が出てきたのは、シリーズを意識してのものでしょう。

宝物庫で父親が語った「古きものを倒せるのは御神刀のみ」は、暗示だったと知れました。あれこそ、文人たちの目指す小夜像そのものなのでしょう。古きものの天敵は小夜だけです。彼女だけが彼らを殺せるのですから。
あとは、小夜にどんな意志があったのかが問題です。
大川さんだけに、綺麗事ではすまないと思われ。大変楽しみです。

☆でもやっぱり言いたい
時真の変貌ぶりに、orz ←こうなったことは言うまでもない。
自分の死に回が回ってきてないと怒る委員長にもゾッとした。

「誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに」
先生が言っていたとおり不思議な歌です。
BLOOD風に直訳すると「あの長生きしている高砂の松を、私を知る友人にしようか。いや駄目だ。あの松でさえ、自分を昔から知る友人にはなりえないのだから」になりますか。(わあ、書いてて恥ずかしくなってきた!) この歌の私は百年生きる松よりも長く生きていると取れます。おおらく数百年も生き永らえてきたのでしょう。友人と呼べる者はもちろん、自分を知る者も一人もいない世界、嘆きと自嘲と果てしない孤独を感じます。これは小夜の歌であると同時に、「友人」という単語が含まれているところを見ると、小夜に同族がいるという暗示にも取れます。

可能性があるのは怪しい存在感の文人と、四月一日だけです。
ただ四月一日の件はまだそこまでアニメ化されていなかったはず。それはフェアーじゃないので、消去法で文人が小夜の同族と仮定します。すると、なぜ小夜を捕捉するために古きものを使役できたのか、この実験に古きものを参加させることができたのかという疑問は解けます。

ただし、残る謎が「四月一日が誰の願いを叶えるために小夜の近くにいるのか?」のみと言ってよい状態なので、HOLiCもすでに映画化してますし、四月一日の存在と願いをまとめて映画まで引っ張る気でいるなら、この仮説もまた成り立たなくなりますが。あと、唯芳に血を分けたかのような怪我の件もありますし。

2011年09月23日

神様ドォルズ 12話 暴走

不穏なタイトルですが、暴走するのは、まひるとの制御系統が分断されたマガツヒでした。
一難去ってまた一難な日々乃さん、ご苦労さまです。

ED後のCパートでは、墜落したはずのククリが復活。
あの不思議な起動音は、このシーンのためだったんですね!ふおおお!
後頭部をマガツヒにぶん殴られた匡平はまた昏倒状態?8年前を繰り返してしまうのか。それともタイトルどおり「隻」の役目をようやく自覚して覚醒か。アマテラスや村のことは放っておいて、最後は匡平を描くことに専念してきましたね。これは二期に期待が高まります!!

ずっと引っ掛かっているのは、「今のままが幸せなんじゃないか」って日々乃の台詞。
力の有無に関わらず普通に生活して、妹がいて笑ったり喜んだり、慎ましく過ごせる幸福。彼女の言うことはもっともで、それこそ否定するつもりはありません。小さい詩緒が悩んでいる姿や、人が死んだり怪我したりさせたり、誘拐されたり、拳銃とか、案山子の力使って喧嘩とか、現在進行形で目前で見ているからこそ出た言葉だと思ます。そんなこと進んで体験する必要はないもの。

「強すぎる力は人を不幸にする」って匡平の言葉を、まひるにぶつけた日々乃を見て、なんとなく答えが見えてきました。否定されたと逆上するまひるに、間違ってるとは言っていないと繰り返す日々乃。確かに否定はしていません。「そういうことじゃなくて・・・」と何度も言葉を探しています。まひるを否定することは詩緒たちを否定することにもなるからでしょう。そんな優しい日々乃ですが、ところで、彼女はいったいどれだけ村のことを理解しているのでしょう? ちゃんと村のこと受け止めてますか?ってことです。受け止められないが否定もしないでは、当事者の苦しみは消えない。このあたり、1クールでは掘り下げられなかったのかもしれませんが。(とはいえ、成り行きとはいえ議員を殺してしまった久羽子のこともありますし、二期の日々乃が楽しみ)

村の出身者と日々乃とには、根本的な考え方の違いがあります。
セキ同士が案山子で戦う。まひると詩音が案山子で戦うことを、靄子ですら止めませんでした。匡平にいたっては、詩緒を心配して日々乃の声すら届いていないようすでした。村の因習にどっぷりハマった者と、それを異常に感じる日々乃、というわかりやすい対比でした。

日々乃なりに匡平のことを心配しているし、彼に心が傾きつつあるのもわかる。でも匡平や詩音やまひるたちの根底にあるものを、普通に生活してきた愛されてきた人間には理解できないとつくづく感じた。そして、普通に幸せを感じることができる日々乃に、匡平が惹かれていくのが痛いほどよくわかった。異常な状況から逃げ出して、一時でもよいから自由でいたい。小さな、けれど強い匡平の願い。と同時に思い出すのは、河原で遊ぶノォノと阿幾の姿です。穏やかで、満ち足りた、でもどこか少し寂しげだったあのシーンに、儚い幸せを感じてしまう。


さて。
優柔不断のくせにキレると怖い匡平さまが、どこに着地するのか見届けよう。
なんというか、もう、ほんの僅かでもいいから、阿幾にも幸せを感じて欲しいです・・・。

2011年09月19日

青の祓魔師 23話 真実

双子出生の秘密がサタンの口から語られた。
のだが、いろいろショックを隠せず、ここで吐き出させてもらう。

悪魔と交わって双子を宿した母親。
バチカンでは魔女扱いされて火あぶりにされかけて、サタンの力で逃げた山奥で双子を出産、そのまま死亡。なんかすごく良い人っぽく描かれていてビックリした。実際サタンの孤独な心に触れて、協力してあげたいって聞いたときは、なんという天使!容姿も性格も燐が濃く受け継いでると思ったのですが、次の瞬間には奈落の底へ。「子供がいるの」「な、なんだってえーーー!」である。

なんというか、悪魔と人間云々の前にさ。
いやいや獅郎と婚約してたんじゃねーの?
ちょっと寂しそうだったからとか、それなんてビ(ry

うーん。
実の父親がアンチ悪魔派で体面重視の外道だったせいで、なんとなく可哀想な女性なイメージでしたが、「悪魔と人間を分けて考えるのがおかしい」それはごもっとも。山奥まで追っかけてくる人を放って別のやつと子供作るとかありえねええ。それ相手が悪魔だからやったんだよね?相手が人間だったらやってたかな? 差別しない!って言ってる人ほど差別主義者って、まさに体現したような女性だった。

もしこれが事実だとしたら、燐に他人呼ばわりされたショックで、サタンに隙を見せてしまった獅郎の件はどうなるんだろう。本当の親でないとしたら、あれほど傷ついて暗い想いをサタンに読まれることもなかったのではないだろうか。罪悪感と考えるべきか? しかしその程度の罪悪感で、パラディンほどの騎士が体まで乗っ取られるとも思えない。二人を育てると決意したなら、それくらいのこと予測の範囲内だったはずだ。というか、もう考えることも面倒くさくなってきたw

エルンストが出てきたあたりから、雲行きが怪しくなってきたと思ったらこれだもの。
これ原作どおりなの?
オリジナル展開で無理が出てます?
どうにも序盤と辻褄が合わなくなってきました。

あれだけ最強最高言ってたメサイアも一瞬で終了。
さすがに大笑いしちゃったよ・・・。

これまでが良かっただけに、ガッカリですよ・・・。
しかもこれ雪男が悪魔化したせいで、もう二期はないと思って間違いないですね。もったいない。無理するくらいなら、謎を残したまま間空けて、次に繋げばいいのに。それくらいDVDも売れていると思ったんですけど。とにかく全てが台無しです。残念。

2011年09月18日

神様ドォルズ 11話 囚われの日々乃

日々乃をどうこうすれば匡平が本気になってくれるかなと言ったのは阿幾でした。
お子ちゃまなまひるを使って、その代替としたわけですね。
まひるに踏みつけられながら機転を利かすあたりはさすが。

とはいえ、日々乃が大変な目に遭っているとき、こちらの囚われの人はずいぶん暇そうです。まひるは匡平に集中しすぎて、クラミツハの結界が疎かにならないかな。それも阿幾の計算の内か。それにしても阿幾は女難続きですね・・・。

下っ端臭プンプンな下山君について。
匡平と靄子と同級生でしたっけ。
阿幾が座敷牢に入っている6年間の、この三人組がどうしていたのか想像すると面白いです。

下山君が普通に阿幾の名前を出すのは不思議でしたが、匡平に対する態度には、劣等感からきていると思われる匡平への憎悪というのか、腹の底から煮えるようなドロっとした感情が垣間見えて、なんとなく納得でした。

匡平の、ぼっちゃんヅラ、簡単にセキを妹に譲って、それでも枸雅の人間として不自由なく中学高校と過ごして、阿幾のこともなかったことにして、卒業と同時に村を出たこと。ふざけるなと叫びたい気持ちでしょう。お気楽に逃げたつもりで、庇護されていることにも気づかず、地べた這い蹲って生きるしかない自分たちが馬鹿みたいだろうと、思って当然だと思う。そしてこれは、枸雅でも日向でもない普通の村人たちが、多かれ少なかれ考えていることだと思います。セキ、案山子という特別な力によって、村のありとあらゆるものを独占してきた(と思われる)二家、搾取される側の二家以外の人々。小さい村ですから、仮想敵というのはやはり必要になったでしょう。

そんなドロドロしている下山君を見ていると、阿幾の座敷牢時代も想像がつきます。
日向の地下牢で幽閉されていた桐生についていた無数の古傷。それが、阿幾にはありません。6年前、彼が殺したのは(事件の場所が枸雅家側だったことから、)枸雅の本家あるいは仕えていた普通の人々であったと思われます。力を封印された阿幾を見張っていた人たちの中には、彼に家族を殺されたものも多くいたはずです。目に見える場所に暴力の跡がない阿幾。女教師に浮足立った若い青年たち。血が濃くなりすぎないよう、狭い村ほど性に対する規律は厳しいはずですから、答えなんてあっという間に出たはずです。


気を抜くと匡阿で悶々してしまって、お天道様に顔向けできません!
想像の中で阿幾に部外者って痛いとこ突かれて、怒鳴り返すとか!
それもしかしてカムノチの共鳴ですか!
お互い思っていないと共鳴なんてしないよね!
とか、とか、もうもうそんなことばっか考えて滾るううう!

2011年09月18日

BLOOD-C 10話 ふくからに

BLOODには、LAST VAMPIREのときからずっと疑問だったことがあります。
それは「なぜ小夜が人間側として化け物を狩ることになったのか?」という点です。もしかすると、この作品はその答えのひとつになるかもしれない。

捕えられた小夜が大量に血液を抜かれていること。
力が半減している理由のひとつはこれでしょうか?

この実験は、彼と小夜の同族同士によるゲームかと思っていたのですが、今週この実験を「茶番」と言い切った先生の存在考えると、小夜をコントロールしようとしているのは人間側の可能性も出てきました。古きものに対抗する手段として、「約定を破った人間」たちが小夜を捕捉したとも取れます。

とすると、なぜ小夜が選ばれたのか?という新たな疑問が出てきますが、これは髪の長い女顔の古きものが言っていた、小夜の悪食がヒントになりそうです。自由にならない身でも腹は減るとも言っていました。

本来古きものは無差別に人を殺してはいなかったのではないでしょうか。飢えに耐えられなくなったときだけ(生きるために)少しの人間を食べていた。しかし不自由にこの土地に縛られ、守られない約定に苛立ち、その場にいる人間を襲ったのだとしたら。彼らよりも小夜は悪食だと言う。古きものでも人間でも関係なく補食対象としているのだとしたら、人間側が小夜に目をつけたとしてもおかしくありません。

そうだとすると、先生はなぜ暗示を解く手助けをしたのか?
という疑問が出てくるんですけど。
まあ、答えが出るまでの妄想遊びということで。

上記推測が成り立つのは先生が人間だと仮定したときの話です。
先生が古きものだとしたら、話はもっと簡単ですね。ただ冒頭に上げた謎は解けないままになるので、できればこの推測が当たると嬉しいです。

「吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山嵐をあらしといふらむ」
言葉遊びと揶揄されることの多い歌ですが、しかし秋風去ったあとの荒涼とした大地と、権力争いののち残るものの少なさを重ね合わせていると考えると、ここにきて心を(これまで信じていたものを)激しく揺さぶられている小夜が、この先どのような結論を出すのか怖いような気がします。

☆御神刀
四月一日への対価は、本物の刀か。
とすると、なにかを願ったのは小夜のまわりにいる誰かってことになります。
記憶が戻るよう四月一日が誘導しているのも、その願いを叶える一環でしょうか。

2011年09月11日

BLOOD-C 9話 こころにも

8と9はくっつけるのが良かった気がする。

(以下ネガティブな内容なので反転)

過ぎたるは・・・というやつで、母親の名前を思い出せない・学校に他の先生も生徒もいないと、わざわざ小夜に言わせる必要があっただろうか? なんというか・・・、演出が美しくない。これほどあからさまに開示せざるをえなくなってしまった原因はいったいどこにあるのか? これまで伏線のための小道具やカットがバラバラだったせいで、視聴者の視点を散らしてしまったのが最大の失敗か。

正直、「だからなに?」と思われても仕方ない流れだと思う。
いまさら小夜がコントロールされていることに小夜自身が気づいて、自問したとして、それがどうしたというのか。本来ならここで視聴者も一緒になってあれこれ考察したり、どきどきするところだと思うのだけど、完全に失敗しています。小夜になにかあるのはBLOODの名を冠しているかぎり周知の事実で、こちらも疑って見ているのですから。いっそ訳がわからないまま、力が復活した小夜が暴走してしまい、甚大な被害を出して実験は失敗、小夜に記憶は戻らないままとなった方が面白かったかも。そしたら四月一日は必要ないですし。

実際、3話から7話目くらいまでが個人的に一番盛り上がっていて、(めずらしくレビューするくらいにはテンションが上がっていたのだ) 四月一日を直接出すしかなかったことを考えれば、まあこんなものかな。とにかく、9話使ってこれだけの盛り上がりしか作れないとしたらガッカリです。あとは最後に種明かしなのでしょうが、消化試合の感は否めませんね。



「心にもあらで憂き夜に長らへば 恋しかるべき夜半の月かな」
望まない世界に生きながらえて、と考えると面白いですね。
以前に見上げた月の美しさをなら、視力を失くしても思い出すことはできる。
憂いているように見えて、反対に生きることに強い執着を感じる歌でもあります。

永らえようと望まない世界、親しい人々を失くし、わけがわからないまま古きものと戦い、そんなひどい世界でも、月の光の美しさだけは変わりません。失った記憶のどこかで、小夜は月を眺めたことがあるのでしょうね。捕まっていたときか、あの殺戮の夜か。とにかく、いつか絶望的な状況で月を見上げたことがあるのでしょう。その美しさと、そのときの純粋な感情が、彼女の生きる糧になっている可能性があります。

慰めの月の光は、ここ数話で何度か繰り返し見せられています。ところが今回、月夜の下泣いていた小夜の元に現れたのは、四月一日だけではありませんでした。四月一日に慰められ止まっていた涙が、時真を前にして、また小夜の頬を濡らすって演出に萌えた! 四月一日の誘導がうまくいっているのか、自分自身への問いを深める小夜。時真の告白は完全スルー。小夜が恋しく思うものは、この二人ではない、ということでしょうか。

苦しいのは、頭か心か?
クラスメイトが殺され、約束を守れなかったことを悔いている小夜へ、四月一日が問います。小夜は、友人(だと思っている人々)を失くすことより、約束を違えたことを苦しんでいます。結局のところ、人社会の中に入り込んで、優しい人々に囲まれても、本質の部分は変わらなかったということでしょうか。古きものたちが「約定」にこだわるのと同じように、小夜には「約束」が絶対だったと。実験結果はこれで出たと考えるべきか、それとも最後にもうひと展開ありますか。

☆先週書いた時真の遅刻について
意味はあったね!よかった!
先走って失礼なことを書いてしまった。ここに訂正します。

☆BLOODについて
コンセプトは、刀を持った少女小夜が怪物と戦う。
ビジュアル面でとても魅力的だけれど、謎があるとあらかじめバラしているようなもので、損得一体なんだと改めて感じた。藤咲さんにはぜひ挑戦し続けて貰いたい。きっとすごいの見せてくれるはず。

2011年09月09日

神様ドォルズ 10話 美姫、繚乱

とんでもない女王様でてきたー!
と思ったら、匡平LOVEすぎて、お 前 も か!!
愛が重い。

8年前、阿幾と匡平とまひるが出会った案山子。
セキは存在せず、人間の心を食べて動いているのだろうと阿幾は判断していました。炭鉱後のような地下に埋まっていた巨大案山子に襲われ、応戦する三人ですが、まったくが歯が立たない。絶体絶命というところで、匡平は記憶を失くしています。もっとも、匡平に抱えられながら泣き叫んでいたまひるは、彼がキレたあとのことも覚えているようで、匡平がククリの左手を開けたから自分たちは助かったといいます。

ククリの左手の件は、靄子も言ってましたね。
大人たちが駆け付けたときに巨大案山子が停止していたのだとすれば、大人たちは匡平の力を目で見たわけではないということになります。吹っ飛ばされ陥没した地面、焼き払われた木々、案山子の状態、現場の状況を見て想像したのでしょう。阿幾の言う「匡平の力」を、なぜ大人たちは知らないのか、ずっと不思議だったのですが、こういうことだったんですね。

さて、この巨大案山子はアマテラスなのでしょうか?
崖崩れだか工事現場だかで見つかったと、日向の主が隠している案山子。いくらまひるが現場にいたからといって、巨大案山子が日向の手に渡るのは不自然な感じもします。まひるを見つけた匡平たちの会話から察するに、あの現場は枸雅の敷地内だと思われますし。

ここで新しい人物を登場させるあたり、スタッフの自信を感じますね。
あと数話、どれくらいまとめてくれるのか楽しみです。


注意!!
以下BL的萌え考察(という名の妄想)
長いので閉じときます。

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2011年09月08日

うさぎドロップ 9話 たいふうがきた!

今夜最新話が放送されるので今さらなのですが、少し思うところがあったので、自分自身の整理のために書くことにしました。

リアルタイムで大型の台風がやってきていたので、その分印象が強く残った回でした。

台風がやってきて学童保育のお迎えが遅くなったコウキを、大吉がりんと一緒に連れ帰るお話。
結局コウキママもやってきて、4人で夕飯を食べたり、楽しい時間を過ごすのですが、その様子がパっと見まるで家族のように見える。大人の男女と子供が二人、ただそれだけの組み合わせがそれらしく見えてしまう。世間一般でいう「常識」が、この組み合わせを家族に見せている。そこでコウキやりんに「離婚と結婚」という台詞を言わせるところは、皮肉が効いています。所謂「常識」にかぶれていない子供たちからの視点を入れることで、なんとなく4人が家族らしく見えることに、後ろめたい気持ちと恥ずかしい気持ちになる。言葉にするのが難しいのですが、視聴者に一歩引いた視点を与える効果はあったと思います。

泊まっていけばいいのにというりんの言葉に、本当なら甘えても良いのですよ。
でもコウキママは眠たそうなコウキを連れて帰ると言います。

玄関からタクシーまでの数メートルの距離。
降りしきる雨の中、傘もささず、コウキママは踏み出そうとします。
ふと見えると、大吉がそっと脇から傘を差し出していました。

どういう事情があるかわかりませんが、一人で子供を育てるのって想像を超える困難な道じゃないですかきっと。それを選んだ強さと、ここまで一人で育ててきたのよって自負がコウキママにはあると思う。そんな人が異性から保護されることを喜ぶのか? この点、女性の心理がよく現れていたと思います。

たかが傘。
彼女は濡れることを選んだ。
荷物もコウキも手から離さない。
親切はありがたいけれど、押し付けがましいものはいらない。
わざわざ持ってもらわなくても、自分が濡れてすむなら平気。
庇護される立場に回れば、この手を離さなくてはいけなくなる、そんな悲壮感もあります。


また、ここでも大吉のさりげない優しさが現れていました。
職場の同僚たちがパパをやってる姿を見ていた大吉は、彼らには彼らの守るものがあると知っていました。コウキママにはコウキという守るものがあり、それは彼女自身の生き方を守ることと同義です。荷物とコウキを抱えて傘がさせない状況にいるなら、自分が脇で差すことはできる。大丈夫ですか、とか、余計なことは言わずに、そっと差し出す。自分の肩を濡らして。

コウキを数時間預かることはできるけど、手一杯なコウキママから荷物やコウキを代わりに抱えることはしない。寝こけた子供って本当に重いし、綺麗なスーツもしわしわになっちゃいます。咄嗟に荷物だけでも運びましょうか?ってなると思うんですよ。でも大吉はしません。簡単なことです。寝こけたりんを他人に預けるのかってことです。無意識にでも、守るとはそういうことだと、大吉にはわかっているんですね。

一人で気張って生きることと、女性として親として一人では手が足りないこともあるという現実。
かなり複雑な人間心理を、巧みに描いている回だと思います。

2011年09月04日

BLOOD-C 8話 よのなかよ

約束の回。
彼らが行っている実験そのものに「約束」が含まれていました。

でも約束って対等な関係でないと成立しないと思うのです。
小夜がなぜ捕まっていたのかも、いつか明かされますよね?

古きものを化け物と呼ぶことを嫌ったり、血に関する描写が多めだったり、前回から情報の一気放出が続いています。また、学園内に古きものが現れたところを見ると、相手もなりふり構っていられないといったところでしょうか。小夜の封印が徐々に解け始めているのにも気づいているでしょうから。(まあ飽きたってのが正解のような気もするけど。) 今の小夜では約束を守れない→実験終了の判断といったところかな。

ところで、時真の遅刻癖はなんかの伏線かと思っていたのですが、こんなときまで遅刻ですかっ!(笑) おいおい小夜のこと気になってんのと違うんかい!と。うーん。こういう意味のないことはしないと思っていたんですけどね。


「世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」
俗世を憂い、人里離れた山奥へやってきても聞こえるのは哀しい鹿の鳴き声だけ。平穏に切り開かれた道などどこにもない。俗世を憂い、人から離れても孤独を憂い、深い苦悩と内省を繰り返しても、自分自身からは逃げることはできない。行き場のない想い。この歌のとおり、今週は全体的に絶望感漂う回だったと思います。父親や小夜の無理な笑顔を繰り返し入れることで、苦しい状況を想像しやすくなっていました。

父親と小夜、小夜と時真、わんこと小夜、クラスメイトと小夜、思い合っているはずなのに、意志の疎通がうまくいきません。小夜が己の役目を隠しているように、おのおのがなにか秘密を抱えている結果、すれ違いが生まれています。興味深いのは、父親と文人だけがまっとうに(見える)交流を継続している点ですね。

☆文人の持つ鳥の入っていない鳥籠
この世界と内外が逆転した象徴のようにも見えて面白い。
  
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