2011年09月04日

BLOOD-C 8話 よのなかよ

約束の回。
彼らが行っている実験そのものに「約束」が含まれていました。

でも約束って対等な関係でないと成立しないと思うのです。
小夜がなぜ捕まっていたのかも、いつか明かされますよね?

古きものを化け物と呼ぶことを嫌ったり、血に関する描写が多めだったり、前回から情報の一気放出が続いています。また、学園内に古きものが現れたところを見ると、相手もなりふり構っていられないといったところでしょうか。小夜の封印が徐々に解け始めているのにも気づいているでしょうから。(まあ飽きたってのが正解のような気もするけど。) 今の小夜では約束を守れない→実験終了の判断といったところかな。

ところで、時真の遅刻癖はなんかの伏線かと思っていたのですが、こんなときまで遅刻ですかっ!(笑) おいおい小夜のこと気になってんのと違うんかい!と。うーん。こういう意味のないことはしないと思っていたんですけどね。


「世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる」
俗世を憂い、人里離れた山奥へやってきても聞こえるのは哀しい鹿の鳴き声だけ。平穏に切り開かれた道などどこにもない。俗世を憂い、人から離れても孤独を憂い、深い苦悩と内省を繰り返しても、自分自身からは逃げることはできない。行き場のない想い。この歌のとおり、今週は全体的に絶望感漂う回だったと思います。父親や小夜の無理な笑顔を繰り返し入れることで、苦しい状況を想像しやすくなっていました。

父親と小夜、小夜と時真、わんこと小夜、クラスメイトと小夜、思い合っているはずなのに、意志の疎通がうまくいきません。小夜が己の役目を隠しているように、おのおのがなにか秘密を抱えている結果、すれ違いが生まれています。興味深いのは、父親と文人だけがまっとうに(見える)交流を継続している点ですね。

☆文人の持つ鳥の入っていない鳥籠
この世界と内外が逆転した象徴のようにも見えて面白い。


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