2012年07月15日

ココロコネクト 第1話〜第2話

ココロコネクト
第1話 「気づいた時には始まっていたという話」
第2話 「なかなか面白い人間達」


1話目から人格が入れ替わるという話です。
それも2人どころか、5人のうちでランダムに起こるというトンデモ展開。
他の部からあぶれて、なにをするでもなく集まった、八重樫太一・永瀬伊織・稲葉姫子・桐山唯・青木義文の5人。文化研究部と名はついているものの、活動内容は個々のやりたいことに任されているらしい。月刊の冊子を作成しているのが、唯一の部活動だろうか。

キャラたちの下地もない状態で、日常と非日常を混合させた上に、登場人物たちの隠された傷を暴いていく。原作未読の視聴者を手探り状態にしたままの、かなり強引な手法なので、下手をするとイメージの押し売りというか、こちらに考える隙を与えない上から目線な作品になってしまうところを、人物描写を丁寧に見せることでうまく制御していると思います。

一見委員長タイプの稲葉は、5人のメンバーの中でもとびきり口が悪い。仲の悪い兄がいて、可愛らしい伊織にだけは強く出れない。後藤の部費使い込みの件から察するに、情報収集能力・分析力に長けている。進行状況を太一に確認していた点から、月刊冊子は部活動の体裁のために彼女が発案したのではないかと思われるが、もしそうなら、クールに見えて実は責任感が強く情に深い面も考えられる。これが稲葉姫子というキャラクターの骨格だろう。あとは人格転移によって、他の4人をどう見ているのか、4人からどう見られているかで、肉付けされていく。特にアイドルタイプの伊織はわかりやすいです。一番ギャップを描けるキャラクターであります。忙しい母親に心配かけないよう、ホットミルクで舌を火傷したなんて些細なことまで隠してしまう性格だとか、唯や伊織だけでなく、5人がそれぞれかなり作り込まれています。主人公っぽい太一が少し影の薄いというのが気になりますが、それが彼の人物設定でもあるのでしょう。

キャラクターの入れ替わりによる混乱はそれほどありません。
おそらく原作のキャラクター造形がしっかりしているのでしょうね。しかし、後出しの人物描写をミステリ風に見立てる演出のうまさによるところも大きいかと。2話目、外見義文・中身伊織の状態で唯に触れようとして拒絶されたというエピソードなんて秀逸でした。きっとこれ伊織のフリをした義文だろうなと思わせてくれるし、義文がなぜそのようなことをしたのか、なぜ唯が拒絶したのか、伊織のフリをしてまで拒絶された義文の気持ちとか、いろいろ考えさせられる場面でした。

後藤先生の身体を乗っ取ったフウセンカズラ?が出てきたところは若干違和感ありましたが、この作品の世界観(人格転移だけでなくさまざまな超常現象が起こる)は理解できました。しかしながら、人間関係に重点を置く作品のようなので、日常と非日常のバランスがどんどん難しくなるでしょうね。そこで、「謎を解くよりも君たちがやるべきことは他にある」というフウセンカズラの台詞が効いてきます。

とまあ、今期一番のベタボレなわけですが。
CMがひどいネタバレですよ・・・。
てっきり伊織がメインヒロインポジションで太一とくっつくと思ったのだけど・・・。アニメでは恋愛が副次的なものになるんだろうか? だとしたらこの程度のネタバレも問題ない、のか・・・。うーん。ちょっと原作読みたくなってきました。

OPは別名義ですが、riyaさんですね。
リフレクティアやきらきらも大好きですが、今回も透明感があって、少し寂しげな、繊細な旋律が作品にもあっていて素敵です。そうか・・・、今クールで放送されている「TARI TARI」との相似性は、音楽の影響かもしれません。

※って読み返したらすっかりキャラ名勘違いしてた。訂正しました。
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