2012年10月14日

【ココロコネクト】未完成な箱庭(全14話)

ふおおいつの間にか10月も半分まだ来てしまったあああっ!
よ・・・っうやく、前期分のアニメ最終回視聴しました。(遅刻にも程がある)
いろいろ拙かったけど、総じて楽しかったよココロコネクト!

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最後のエピソード「カコランダム」は太一以外の4人に時間退行が起こる。最終回の冒頭でなぜ太一だけが免れていたのか明かされるように、時間のシーケンスをいじっているのと、キャラクターたちの過去の問題が合わさって、かなり手の込んだ構成が取られている。このため最後が駆け足のような展開になってしまったのが残念。

心情や場面転換を人物自身に語らせてしまうなど、拙いところは1話目からたくさんあった。
人との距離をうまく測れなくて苦しんだり傷つけたり、他人の領域に踏み入っても若さで乗り切れたり、5人の抱えている問題が次から次へと解決されていく。そんなにうまく事が運ぶはずはないし、あまりの呆気なさに、軽々と赤面ものの台詞を吐き続ける太一を憎々しく思えてしまうほどだった。正直リアリティはまったくない。5人が抱えるトラウマはどれも深刻なものばかりだというのに。

しかし、このリアリティのなさが心地よかった。深刻な問題を必要以上に陰鬱にしない。いつか解決できるかもしれない未来のひとつ。フウセンカズラの視点で観ていると、初めは脆弱だった5人を結ぶ糸が徐々に太さを増していくのがわかる。同時に彼らの周囲の風景も変化を遂げる。彼らは砂利やデコボコに足を取られたり、ぬかるみや、ときに心浮き立つような地面に立っている。だが世界はまだ四角のまま、区切られた世界の中でしかない。伊織が母親と向き合ったように、唯が昔の友人とアドレスを交換できたように、5人はこれから彼ら以外の他人とも関係を構築していくだろう。この箱庭がフウセンカズラの意図するところなのかはわからないけれど。

ラストに「自分は本当に太一のことが好きなんだろうか」という伊織の台詞と、「ミチランダム」という副題が出て終了。ED後には原作(小説)の新刊発売CMが入って、最終章スタートらしい。販促か販促なのか。そもそも1話目放送中の原作CMによって、主人公が伊織ではなく稲葉とくっつくことはバラされていたわけで、それを後生大事にラストに持ってこられてもなあ・・・。伊織のモノローグは、彼女が無意識と意識の狭間を揺れているようすが出ていて、各エピソードを繋ぐ重石でもあったから、1話目のあのCMさえなければ、面白い引きになっていたと思う。どんなCMを挟むのか、誰が決めているのか知らないけれど、ここまでくるとなにかの嫌がらせかと勘ぐってしまう。最後の最後にいやな大人の世界で現実に引き戻すなんて、手の込んだやり口ですことほほほ。

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公式を覗くと、本来は全17話となってます。
あと4話が「ミチランダム」のようです。続きはDVDで・・・?
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