2012年11月07日

絶園のテンペスト 第5話

絶園のテンペスト
第5話「全てのことには、わけがある」


島に閉じ込められる前の左門とのやり取りから、歴代最強の魔女と呼ばれる葉風の力が明らかになった。彼女の力が直接描写されたのは今回が初めて。山半分消し飛ばし、さらに左門や子供たち全員を護る空間を形成してみせた。これまで真広たちが魔具で得ていたものなど比較にならない強大な力だ。はじまりの樹に愛され、とてつもない力を得る葉風の存在は、ただそれだけで恐怖の対象に成り得る。鎖部は破壊のための魔法は使えないという条件下で彼女が使ったのは、ほんの小さな金属の欠片ひとつだけ。より複雑で高度な人工物になるほど、得る力が大きくなるというなら、彼女の存在こそが脅威になるのではないだろうか。

今回、葉風の圧倒的な力を見て感じた畏怖は、「はじまりの樹」を崇め奉る鎖部一族への違和感にも繋がる。数回の使用で壊れてしまう魔具。創造する力を得るためには、供物を消費し続けねばならないという矛盾。鎖部の「はじまりの樹」に対する傾倒は、異様ですらある。吉野が感じた因果や条理への不審が今後どのような展開を見せるか楽しみ。

今回、一気に視聴継続に傾いた記念にレビュってみた。
左門の葉風に対する苦悩というか、一族最強の姫君を敬い畏れる心情が垣間見えて、ぐっときてしまった。彼がなにを恐れ、なにを思い「絶園の樹」の復活を急ぐのかはわからない。葉風は、左門が自分を殺さないのは万が一の場合の保険だと言っていたけれど、(堅実な人という話なので勿論それも一理あるだろうけど)、貴女を殺すはずがないと言った左門はひどく思い詰めているようだったし、ただの損得だけで断じれないんじゃないかなあ。だったら美味しいなあという、この手のもんもん悩んでる人が好きなので期待半分。

BLOOD+でもアンシェル×ディーヴァ派だったんだよなあ・・・。
ほんと我が事ながら、この手の関係性が好きすぎて困る。
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