
おおきく振りかぶって
第25話 ひとつ勝って
最終回が桐青戦翌日。
原作の流れ上は勿論ですが、三橋の「みんなで勝った」の言葉でこれからも彼らの野球は続いていくのだと感じられる、良いエンドだったと思います。
原作語りになってしまいそうな今回・・・もう割り切って総括ならぬキャラ語りにしてみようかと。無駄に長いのはいつものことと笑って流して頂けると幸いです。あーあと無駄に熱いのも(以下略)
三橋廉
先週の感想で彼のトラウマについては書いてしまったので、補足。
バックホームを一瞬躊躇ったことを怒る阿部に、一応謝る三橋のシーン。阿部のモノローグにもあるとおり、三橋は何故阿部が「傷つく」のかわかってません。理由はわからない、ただ阿部の態度を見て謝った。三橋は本来自己主張が出来ない子というわけでもないと思うのです。相手に伝えたいことがあれば、足りない言葉でなんとか伝えようと必死に努力しています。
ただわからないこと、自分が傷つきそうなことには途端に頭を抱え込み目を閉じてしまう。自分を卑下したり、先回りして謝罪することで、一つ壁を作る。おどおどビクビクして回りを見ている三橋ですが、実は彼が見ているのは周囲の中にいる自分自身の影であって、周囲の人間そのものではないという気がします。朗らかな西浦ナインに囲まれ、彼が早く周囲との関わりを持てるよう願ってやみません。だって野球ってチームでやるもんです。
阿部隆也
コミュニケーション能力が低いのか(苦笑) 素直じゃないというか堅いというか。三橋へのメールにしても素直に「体は大丈夫か?」って打てない不器用さというか。捕手だからって投手と一心同体だなんて今時思いませんが、このバッテリーはもちっと歩み寄りがあっても良いのではないかと思います。まあ阿部の気持ちはわかるだけに・・・。ちゃんと言葉にしなきゃ伝わらないことって一杯あるんだぞって、言ってあげたい。でもカレー食ってるときにうんこの話はやめとけw 男子ってこういうの気にならないのかな?
ネタ的に気になるのは三橋の携帯、田島は「くん」付けだったのに、どうして阿部だけフルネームだったのか? ってとこですが(笑)
これは個人的な想像ですが、栄口とか田島とは普通にアドレス交換したんだと思うんですよ。例えば空メールのやり取りとかして。だから三橋が名前を入力して結果「田島くん」になったんだろうなーと。で部室でオレもオレもってお互い交換会みたいになって、そういう面倒臭いのがキライでも気になる阿部ちは、赤外線で交換したんじゃないかなーと。だからフルネーム登録。ってんな語るとこでもなかったですか。
「ギリギリの試合はもうやめたい」
っていうのも、投手に負担を掛けるような僅差の試合はってことなんだと解釈してますが、↑これじゃー誰もわかんないから! 急に怒るように見えるのもモノローグ挟まなきゃ視聴者でさえわかんないよ。阿部以上にコミュニケーション能力低い三橋がわかるわけないです。
花井梓
今回彼の三橋に対する「むかつく」「中学で合ってたら間違いなく苛め側に入ってたな」発言について。チームメイトの声掛けにびっくりしたり、小さくなってカレー食べてたり、いちいちビクビクオドオドしているのは三橋が自分たちに心を開いてないから、自分たちを仲間だと思ってないからって奥底で薄っすら感じていて、でも深いとこまでわかんなくて、そんなどろどろした感情を「むかつく」と一言で表してしまうところに、まだまだ花井の若さを感じます。
と同時に、泣き始めた三橋を見て「オレなんか言った?!」って不安そうに声掛けるシーンに、もしかすると花井は、小学か中学のときか人を泣かせてしまったことが(イジメとかじゃなくても)あって、そういう人間関係の難しいことも乗り越えてきた子なのかな?とも思います。彼は田島って壁を感じて、これからもっともっと成長できるはずで、それはとても苦しくてしんどいと思うけど、悩んで悩み抜いて育って欲しいです。
田島悠一郎
大家族の中で末っ子な田島は相当可愛がられて育ったんだと思うんですが、今回出て来た「置いてけぼりをくって一人ぼっち」ってエピソードが印象的でした。こちらの感覚からするといなきゃ気づくだろうと思うんですけど、そういう無償で注がれる家族愛は唯一一人に注がれるものじゃなくて、家族内みんなの平等に与え与えられるものだということを端的に表している気がします。そして荒シー4番の「あの」田島、と線引きされる痛みも同時に知った頃だったんじゃないかなと、勝っ手に想像しています。(シニアと中学野球の差は榛名の回で言ってました)
勿論田島がそんな難しいこと考えて悩んだりしたとは思えないんですけど、ただヒーローでいることと、唯一でいることの違いを田島は本能的に知ってるんじゃないかと思います。
泉孝介
今週あと出張ってたのは泉ですが、もうアニメおおふりで株急上昇したのはこの人ですね(笑) 同じクラスだし田島と三橋って二人も面倒見てるのって泉だもんなぁと。ちょこまか動く田島を呼ぶシーンが二回もあって、クールに見えて実はこの子も面倒見良いことがわかりました。で一番口が悪い(笑)
あと三橋の家の引き戸ちゃんと閉めたり(阿部はもちっと気にしろw)、田島が右手使ってないことに気づいたり、センターだけあってよく見てる=視野が広い子なんだと益々嬉しい気持ちになりました。
これで2クール続いたおおふりも終わりです。
ちゃんと原作発行分はやってくれたことにまず感謝。試合シーンばかりじゃ面白くないだろうって予想を大きく覆してくれた制作陣にも感謝。大幅な改編もなくひぐちせんせも胸を撫で下ろされているのではないでしょうか。
続編って声も聞かれますが、このクオリティなら是非観たいですね。
すくなくともあと三年は無理でしょうけど・・・・・・。
いっそのこと本誌追い掛けようかと思ったけど、単行本からすでに一年半分溜まってるはずで、今更遡ってどこで手に入るのかわからんし、9巻出る気配もない(泣) とりあえずDVD買えということですか?
公式HP http://www.tbs.co.jp/anime/oofuri/index-j.html







マウンド失ったら自分がこの世に存在している理由も失われちゃう
・・・ってくらい思いつめてる感じしちゃうんですよね〜・・・
ブログへの訪問とコメント、ありがとうございました。嬉しかったです。
今回の25話は、前回とは逆に、自分とは全く違う所に注目なさっていて、興味深く読ませてもらいました。
阿部のコミュニケーション能力。言葉で上手く伝えられなくても、文字なら・・と普通思いますが、メールですら素直じゃない阿部って、本当、不器用ですよね。(笑)三橋の携帯登録、気づきませんでした。阿部は”くん”無しでフルネームなのは、それはそれで、三橋らしい気がします。(阿部に対して、気安く呼べない、心の壁??)
花井の”むかつき”の原因、三橋の表面的な態度の事じゃなくて、心を開いてくれてないと感じる、もどかしさから・・なのか。あと、田島の、ヒーローである事の悩みとかも、思い至りませんでした。
三橋家で玄関閉めたのが泉だとか、そこまで見てなかったし。よく観察なさってるなぁと感心です。
スタッフには、本当に感謝したい、良いアニメだったと思います。
長々と感想、失礼しました。これからも他作品でtanizakiさんの感想、楽しみにしてます。
頑張ってください!
TBが飛んでくれない『風庫』のAOBAです。
コメント&TBありがとうございました!
花井考察には思わず感心してしまいましたよ(笑)!
なるほど、“若さ”故なのですね〜。阿部のお陰でその部分も目立たず、良かったことです。
そして、原作が1年半分も溜まっているだなんて衝撃でした。なんだってそんなに溜め込んでいるんだぁ!と興奮してしまった次第です。これじゃバックナンバーもろくに揃っているか不安です。
『BANBOO BLADE』や『獣神演武』は視聴予定ですので今後ともおつき合いいただけると幸いです。ではっ!
末摘花さん、こんばんは〜。
コメントありがとうございます〜。
>マウンド失ったら自分がこの世に存在している理由も失われちゃう
>・・・ってくらい思いつめてる感じしちゃうんですよね〜・・・
実は私も思います。
両親が駆け落ちで幼少時転々としてきて、唯一の思い出の場所ギシギシ荘もいつの間にか無くなってしまっていて。この時期の人間としての基本的な安心感を満足に得られなかったんだと思います。
中学は親元を離れて祖父母の下に預けられていたようですし、三星での偏った注目・贔屓によって起こった同年代との交流不足と自己否定。
そう考えると、やっと母親の元に戻ったものの、三橋の心の拠り所はボールを投げること、野球しかないんですよね。でもそれって自分の中の野球しか見てない証拠だと思うのです。それ以外の野球を見ることが出来れば、三橋はもっと強くなると思います。
cherryさん、こんばんは♪
こちらこそコメントありがとうございます〜。
三橋の阿部に対する心の壁は本当に感じますよね。
阿部だけに限らずですが、もっと周囲の言葉を聴きなさいと言ってあげたいです。疑心暗鬼でいっぱいすぎて見てて痛々しいですもん。演出がコメディっぽくて6割減で楽になってましたが。
花井の「むかつく」って最近の人もよく使いますよね。腹が立っているのか面倒臭いのか鬱陶しいのか、細かい自分の感情全てをたった一言「むかつく」で済ませてしまう感覚が一番危険で、阿部や三橋の会話術があまりにも下手すぎて目立ってますが、実はどの子もみんな持っている部分だと思います。それこそ若さだったりするわけですが、そこで諦めないで、他人との境界線へ足を出す勇気を磨いていって欲しいと思います。
田島のヒーロー云々は相当妄想が入っているかもしれません(汗)
あれも周囲が勝手に思ってるだけで、田島自身はなんとも感じてないような気もしますし。ただ動体視力やら天性のものはあっても持続するには相応の努力が必要なわけで、必ずしも天才と一括りにすることだけはすまいと考えています。
うわあ、お返事で語らないで記事で語れという感じですね・・・すす、すみません。
こんなへっぽこなヤツですが、これからもどうぞよろしくお願いします〜。
AOBAさん、こんばんは!
こちらこそコメントありがとうございます〜。
っと最後までTB弾きで申し訳ございませんっ
花井がキレずにすんでるのも阿部が先にキレて、怒ってくれるからなんですよね(笑) もっと阿部を大事にした方が良いですね花井は。ってキャプテンだから出来ないでしょうけど・・・。花井は西浦の中でもお兄さん的ポジションになりそうですけど、彼も見た目程成長してないというか、きっとまだまだ子供なはずなんですよね。そのあたり成長した姿を今後ぜひ観たいです。
アフタ本誌、漫画喫茶も駄目でしたか〜。
気長に9巻を待つしかないのでしょうか。残念。
驚きの展開・・・なんだろう(どきどき)
8巻の巻末予告はポジションニングや打順の変更があるというのは想像できますけど。誰か抜けるとかじゃないですよね?(どきどき)
秋からのアニメ感想、自分がまだ何やるか未定なのですが、色々な方の考察や感想を拝見するのは楽しいです。これからもお伺いさせて頂きますね。こちらこそ、よろしくお願いします〜。
山田太郎!!!(モチロン二宮和也!ではなく!ドカベンの!)
将来阿部は・・・父のようなドカベン体型になるのか〜〜〜???ぎゃ〜!!!
まあ・・・捕手としては・・・そのほうが良いのでしょうが・・・
またまたコメントありがとうございます〜。
阿部父登場ですか?!
しかもドカベン!!(驚愕)
うーんそれはちょっと・・・どうなんでしょう・・・
ということは阿部兄弟はお母さん似なんですかねー。
がっしりしてるけどデブじゃない・・・って体型ですね〜・・・
(巨人の阿部さんのような体型は・・・正直・・・嫌・・・)
阿部母はUV対策ばっちり!ってお姿で登場しました〜(6巻おまけより綺麗)
花井母がいつも花柄の服を着てるのが楽し〜です
末摘花さん、こんばんは。
城島も良いですねーがっちり系! 同系列でいうと古田もですか。里崎は去年なら良かったですけど、今年は阿部化してますし・・・。
個人的に矢野が一番なのは虎党だからです(笑)
って捕手語りではなかったですね。
阿部母もちゃんと描かれるんですか。
今後は保護者の視点も楽しみです。
お・・・そい・・・あと・・・2ヶ月もある・・・
めげそう・・・
末摘花さん、こんばんはです。
やっと発売日決まったんですね!!
って、12月ですかー・・・遠いですね・・・。
何故こんなにも間が空くのか謎です。
本誌の噂も聞くので気が気じゃないです。
ホントにヤレルノカナ〜・・・? って・・・カンジです〜・・・
桐青戦以上に・・・盛り上がりそうなのって・・・榛名さんのいる武蔵野・・・!
でも・・・それには・・・決勝戦までいかなくちゃならないんだもん・・・
また・・・一年がかり・・・に・・・なるのかな〜・・・月刊誌の作品に惚れるって・・・
マジ・・・つらいっすね〜・・・
末摘花さん、お返事遅くなってしまって申し訳ございません!
アニメ2期!!ヽ(゚∀゚)ノ
楽しみにしたいところですが、いつになるやら・・・
まずは12月の新刊ですね・・・・・・