2012年10月23日

ジャパンカップ2012 テレビ放送予定

今年も行けなかったジャパンカップ!
土曜日のクリテリウムはJスポさまの生中継を録画で観ました。
Jスポさまさまです。
金曜日夜に行われた恒例のチームプレゼンも一部流れてました。

さて問題の本戦、ジャパンカップのテレビ放送ですが・・・
なんと!
フル放送もあるってばよ!やったー!

【2012ジャパンカップ TV放映予定】
http://www.japancup.gr.jp/2012/node/994

日本テレビ:10/26(金)25:59〜26:59
BS日テレ :10/28(日)26:00〜27:00
日テレG+ :10/31(水)22:00〜26:30(完全放送)
J SPORTS 2:10/20(土)15:00〜17:00 クリテリウム生放送 ノンスクランブルで生中継!
J SPORTS 2 :11/11(日)17:00〜

いつもは定点カメラの映像しかないんだけど・・・。
今年はバイクカメラ出た? 出たのかしら?! だとしたらすごい・・・。
一度で良いので、まだ行ったことのない方に「古賀志林道」の雰囲気を味わって貰いたい!!
あと個人的にはいつも入れない下りがどんな感じなのか見てみたいです。

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ここのところ自転車界は揺れに揺れております。
ラボバンクの撤退では想像を絶する数の関係者に影響が・・・。
さすがに恐ろしくなりました・・・。

色々な人が色々なところで発言されていてとてもすべてを追い切れませんが、いつも戒めていることがあります。ひとつの出来事をつねに複数の視点で見ること。起きた過ちを責めるのはとても簡単です。なぜ起こってしまったのか、責任転嫁ではなく、冷静に原因を探ることは本当に難しい。これだけの告白が相次ぐ中、当時ドーピング判定に引っ掛からなかったのはどうしてでしょうか。やるかやらないかは当然本人が決めることです。(それがたとえ強制であれ、立場が追い込まれてであれ)(書いてるだけで心臓が痛くなります) それならば、問題は「やらざるを得なかった」「抑止力が機能しなかった」ことではないでしょうか。

そもそもこんな考え方は本末転倒と言われてしまうでしょうが・・・。ここまで蔓延してしまったのは、チームや選手といった現場の人たちだけの責任とは、とても思えないのです・・・。

まだまだ観戦を始めて日の浅い人間ですが、ロードレースが好きだから、前回の記事の文章をもう一度残しておきます。この痛みを苦しみや悲しみが、これからの将来、アンチドーピングシステムの拡充、各機関の透明性、関係者の考え方など少しでも好転させてくれますように。

2012年09月20日

UCI自転車世界選手権2012

16日からすでに始まっているUCI自転車世界選手権2012!
オランダ南部で繰り広げられる国とチームをかけた熱い戦いです。

公式サイト
http://www.limburg2012.nl/section.php?sid=items_en&items_vmd=svw&items_id=home

世界選スケジュール@公式
http://www.limburg2012.nl/section.php?sid=items_en&items_vmd=svw&items_id=programma

9月16日(日)エリート男子TTT 34.2 km / エリート女子TTT 53.2 km
9月17日(月)U23男子TT 26.6 km / ジュニア男子TT 36 km
9月18日(火)ジュニア女子TT 15.6 km / エリート女子TT 24.1 km
9月19日(水)エリート男子TT 45.7 km
9月21日(金)ジュニア女子RR 80.5 km
9月22日(土)U23男子RR 177.1 km / エリート女子RR 128.8 km
9月23日(日)ジュニア男子RR 128.8 km / エリート男子RR 261 km

テレビ放送は残念ながら国内ではないようです。今年のエリート男子ロードは、日本枠がこれまでの最多6人という、大変面白い内容になると思われるだけに、残念でなりません。

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(今夜行われていた)エリート男子TT
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/races/uci-road-world-championships-2012/elite-men-time-trial/results

マルティンが勝った模様。
オメガファーマクイックは、初日のTTTと合わせてダブルタイトル獲得となった。
「TTアルカンシェルジャージの上に、アルカンシェルロゴをつけたらどうなる?!」
の結果は来年、この目で見れることになった(笑)
RRはな・・・、ボーネン、頑張ろうか!

2位のタイラー・フィニーとはわずか5秒差。
なにか物足りないリザルトだと思ったら、カンチェもイギリス艦隊も不在なのね・・・。

これから画像探しの旅に出ますです。

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エリート男子RRコースレイアウト@cyclowired
http://www.cyclowired.jp/?q=node/91673
http://www.cyclowired.jp/?q=node/91676

そう、今年はカウベルグを10回も通る周回コース。
最後のカウベルグ頂上から1.7q先に、ゴール地点がある。
あっと驚くような展開が待っているかもしれない。

2012年08月26日

反ドーピング問題の行方

ランス・アームストロングの件が大変なことになっています。

長く続いたドーピング疑惑による法廷闘争が収束に向かう、と同時に、ツール・ド・フランス7連覇を含む1999年から2005年までの勝利が抹消されるのではないか? 多くの憶測入り混じって大変な騒ぎになっています。

事の始まりは「2009年と2010年の血液サンプルを収集した結果ドーピングを疑うに足る分析結果が出た」というUSADA(アメリカ反ドーピング機関)の訴えだった。同時にランスのトレーナーやドクターらチーム関係者について、1999年〜2007年の間ドーピング隠蔽のための薬物所持、売買などを名目に、計3人の永久追放処分を決定。その後、3人の証言は脅迫によって齎されたものであり正当性に欠けるとランス側が上告。しかし7月、連邦裁判所はこの訴えを棄却した。USADAによる告発と処分取消しを求めて、ランスはテキサス州西部連邦地裁へ申し立てを行う。一方USADAは、連邦裁判所がランスの異議を退けるか予備判決を下す8月24日まで、異議申し立ての期間延長を発表していた。この日、ランスはUSADAへの異議申し立てを行わないと決めた。

ここ近年、元チームメイトのフロイド・ランディスやタイラー・ハミルトンの証言は、ランスにとって不利なものが続いていた。6月にUSADAが新たな証拠をもとに裁判を再開したと聞いたときは、これでドーピング問題が一気に進展するのではないかと期待したのだけれど・・・。ランスが訴えを取り下げたとなれば、USADAが抱えている(と思われる)証拠や証言、データもすべて闇の中・・・になってしまう可能性も出てきた。

彼がドーピングを行っていたのか、いなかったのか、わたしにはわからない。
わかるのは、ランスが非常に戦略的な考えで行動する人間であるということ。故に、彼がUSADAとの調停を諦めると決めたのなら、継続するよりも、過去の栄光を失ってでも得る利益の方が大きいと考えてのことだろうと思う。それが彼の言うとおり、がん患者のための支援財団での仕事を優先するためなのか、それとも噂されるテキサス州知事立候補のためなのかはわからない。(というか理由など最早どうでもいい)(どうでもいいというのは乱暴だった・・・それぞれが信じたいものを信じるのがよいと思う)(誤解がないように補足。ここで言う利益とは、なにも金銭的社会的なものだけを指していません) 

どれもこれも憶測ばかりである。
あのランス・アームストロングですらこのような立場まで追い込まれたという事実が、選手たち、自転車界全体に与えた衝撃は、今後あらゆるところへ波及していくはずだ。アンチドーピングシステムの拡充、各機関の透明性、関係者の考え方など、とにかく少しでも好転してほしいと、心から願ってやまない。

2012年08月21日

ヴァッテンフォール・サイクラシック2012

FDJのデマール、グライペルらを制して勝利をもぎ取る!!

Vattenfall Cyclassics 2012
開催:8月19日
公式:http://www.vattenfall-cyclassics.de/

リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/races/vattenfall-cyclassics-2012/results

デマールといえば、今年のジロ前半ではステージ4位など気炎を吐いていた選手。
ジロは第15ステージでリタイアしてしまったけれど、五輪では集団でのスプリントではグライペル、ボーネン、カヴェンディッシュに続いてゴールしていたのは記憶に新しい。フランス期待の若手スプリンター。

ブエルタの裏開催とはいえ、チェックしていなかったのが悔やまれる・・・。
とりあえず結果だけ貼り付けておきます。
あとで記事読む。

2012年08月20日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2012 第1ステージ

Vuelta a España2012
開催:8月18日〜9月9日
公式:http://www.lavuelta.com/

ブエルタはじまってたーー!
昨年は記事にすらしてなかった・・・。(振り返ってみた)

スタートリスト@CN
http://www.cyclingnews.com/vuelta-a-espana/start-list

おかえりコンタドール!
昨年優勝してからなんとかロードレースへの気持ちを取り戻しているコーボ、ツールで苦い思いをさせられた(とネタにされた)フルーム、今度こそ実力を発揮できるかヘーシンク&テンダム、メンショフはプリトのために、バルベルデはコーボのために。アントンやヴァンデンブロック、バッランも出場しています。

とはいえ、山岳に重点を置いたコースレイアウトを見ると、どうもツールの二の舞になりそうな(2位以下争い的な)

世界選日程の煽りをうけて、いつもより2週間ほど早い開催です。
来季移籍のニュースに一喜一憂しながら、若手、中堅選手の活躍に期待したい。
あと、山岳賞5連覇がかかっているモンクティエ。

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第1ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/vuelta-a-espana/stage-1/results

パンプローナで行われた16.5qのチームTT。
この街に本拠地をおくモビスターが嬉しい勝利!!

日が傾き、ゴール地点の町中で、ぽつぽつ街灯が灯りはじめるようすは、プロの辻さんでなくても、思わずカメラを向けたくなるほど、ノスタルジックで美しかった。ただしコースそのものはなかなかトリッキーだったようで、突然道が細くなったり、ゴール手前には石畳が敷かれた路地を駆け上がらなければならなかったり、そしてこの気温!(アルゴス・シマノから出場している土井選手曰く、この日気温は43度まで上がったらしい)  思うように走れなかった選手も結構いたんじゃないだろうか。

2012年07月30日

ロンドンオリンピック2012 男子自転車RR

NHKのストリーミングは(予定どおり泣)残り20qくらいから視聴。
BSの録画分も視聴終わりました。

解説も実況もなく現地音声のみだったストリーミングでしたが、なかなかに楽しかったです。
ゴール後インタビューを受ける選手や、選手同士が声を掛け合っているのもマイクが拾ってくれていたので、ちょっとミーハー気分が味わえました。なのでレース終盤コーナーで転倒して優勝争いから零れてしまったカンチェラーラが、ゴール後、チームの人に抱えられて涙している場面には、はっとさせられたというか。右鎖骨あたりをちょいちょい気にしていたのも心配です。

生の音声という貴重な体験をできたのは良かったのですが、残り距離や、逃げから集団までのタイム差など情報が少なかったのは残念でした。あとヘリ映像がかなり望遠気味で、先頭のバイクカメラとほぼ二点切替に終始していたのが物足りなかった。あれは市街地の飛行規制のせい?

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ヴィノクロフ、引退の花道を飾るゴールドメダル獲得!!! 

ウラン君は、なんと、銀メダルだっ!
老獪ヴィノ大佐に、若きクライマーのウラン君が勝てるわけなかった!
追走の影が見えないと素早く判断したヴィノは、ウランの背後でわずかに左右に動きつつ、ウランが左肩口で大きく振り返った瞬間、死角となった右側からウランを抜き去った。少数スプリントのお手本のような、ヴィノの勝利だ。

リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/2012-olympic-games/olympic-mens-road-race/results

SKY・・・違った、イギリスチームは本当に強かった。
強すぎた。
ツールで見せた徹底力、恐ろしいまでの精神力。
強すぎた彼らは、しかし、ツールで8名だったことに比べてカヴを入れて僅か5名だった。カヴェンディッシュという、不動のエースを抱える彼らは逃げを吸収しなければならない。20名ほどの逃げ集団を、最後の最後まで追いかけプロトンを牽きまくった。結果、勝負前に売り切れ。グライペルを抱えるドイツらが後を引き継ぐも時すでに遅し。

これがイギリス包囲網か。
ツールでSKYは本当に、圧倒的であったから、故に連合軍の結束も強くなるというもの。とはいえ、少数しか招聘されなかったガザフのヴィノと、コロンビアのウラン君がワンツーとは、レースの妙である。

フミが逃げに乗り、よりスプリント力のある新城が集団に残る。
2名の挑戦を考えると、これ以上ない選択であるが、オーダーを実行できるかどうかは、選手の力量に掛かっている。そして、この最良の選択を実行してみせた二人は、間違いなくグランツールに出場するレベルのロードレーサーであった。いや、すでにジロ・ツール・ブエルタって三大グランツール出場しているわけだが、今回のオリンピックの結果に、しみじみと感じ入ってしまった。

今年のレース展開は(イギリスが強すぎたせいで)わりと読みやすいものだったかもしれにあ。4年の一度の祭典ということもあって、多くの国が逃げに乗りたがっていたし、その中に食い込むのは並大抵のことではなかったはず。プロトンの中で、二人の居場所が着実に出来上がっている証明だ。とにかく、お疲れさまでした!

☆生粋スプリターのみなさん
集団の先頭を獲ったのはグライペルだった。
次がボーネン、カヴときて、フランス期待のデマールがここに。覚えておこう。ちなみに、その少し後ろにサガンも(たった一人で出場してこの位置だもの。恐ろしい子)

☆タイムトライアル出場組
リタイアしたマルティンと、転倒したカンチェは大丈夫だろうか・・・。

イタリア、スペイン、フランスといった、いつもの大国が攻めあぐねていたような印象だった今大会。かつてない英語圏の台頭が目立つ近年ですが、4年後のオリンピックはどんなレースになりますか。

2012年07月28日

ロンドンオリンピック2012 自転車競技関連

男子自転車ロードレース
開催日:7月28日 18:00〜24:00
男子自転車タイムトライアル
開催日:8月1日 22:15〜24:05


うおう、日付が変わったので、今日になりますね。
例年どおりなのか、今回も開会式翌日に男子エリートRRです!
今年はNHKがネット生中継(解説無)してくれるそうです。
下手な編集されるよりよっぽどいいや。(意外に執念深い)
(29日BSで録画放送もあるようです)

RRスタートリスト@ロンドン五輪公式HP
http://www.london2012.com/cycling-road/athletes/event=cycling-road-men-road-race/index.htmx
なぜかアルファベット順という摩訶不思議なリストである。
せめて国別に・・・。でも顔写真つきは新鮮。

250qということで、前回大会とほぼ同じ。
ただし周回に含まれる丘は平均勾配7%、それを9周回する。
シャンゼリゼ4連覇を果たしたばかりのカヴェンディッシュが開催国というアドバンテージを活かしつつ、勢いそのまま掻っ攫っていくのか。スタミナ勝負になればボーネンやボアッソンハーゲンらにも勝機がありそうだし、楽しみです。

とはいえ、仕事なので、最後の1時間くらいしか観れないかも。
レースの平均速度があまり上がらないことを祈ってます・・・。

cyclowiredさんが綺麗にまとめられているので貼っておきます。
http://www.cyclowired.jp/?q=node/88864

2012年07月03日

ツール・ド・フランス2012 第1&第2ステージ

今年のツールはベルギーからスタートしている。
ロードレース好きには耳に馴染んだ、ベルギーの街がたくさん登場します。
ベルギー二連戦。

第1ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/tour-de-france/stage-1/results

第2ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/tour-de-france/stage-2/results

まとめって本当にまとめかよ!!
すみません・・・もう本当に・・・。
あと前回の記事で、ガーミンの新ジャージがダザイって書いてすみませんでしたあっ!(土下座)
空撮でわかったのですが、背中は白なんですね。レトロっぽくて素敵でした!! 黒白赤水色って配色は、水色を黄色に変えたらレディオシャック。SKYの水色よりも濃いのがレトロ感を醸し出していて、どこかレゴっぽくて可愛らしさもありますね。

ってジャージ談義はおいといて。

第1ステージを制したのは、ツール初登場のサガン!
リクイガスの22歳、若きライダーがとうとうツールに登場と聞いて、楽しみにしていたのですが、早速のステージ勝利ですよ・・・。カンチェラーラに付いちってどうなのなんて言われてましたが、22歳ですもん。実績は貫禄充分なサガン君だけど、22歳ですもん。完全に意表を突いて飛び出したカンチェラーラに反応したことにまず驚きでした。ここまで育て上げたリクイガスは素晴らしいチーム。よく我慢してここまで取っておいてくれました。

第2ステージ、スプリント対決を制したのは、カヴェンディッシュ!
ゴールまで1q以上残してアイゼルがいなくなったときには、終わったなと思いました。グライペルはそのときアシスト2名残していたし、ゴスも1名、ファラーは1名(ハンター兄貴)だったかな? 時速70qちかい猛スピードの混戦の中、グリーンエッジ→ロットと巧みに列車を乗り換えたカヴは、15番手あたりから、あれよあれよという間にアシストに牽かれたグライペルの真後ろへ。空撮&定点カメラで観ると、するする〜っと上がっていくそのようすは、まさに神業でした。え?、あっ、お、おい、どういうことだ!誰か説明してくれ!という。もう、速攻巻き戻しましたよ。二回。

これがSKYの戦略だとしたら、恐ろしいですよ?
スイスのときから話題になっていたツールメンバーも蓋を開けてみれば、どちらかというとウィゴ寄りな感じだし、勝利インタビューでは、「自分の勝利も嬉しいけど、ウィギンスが総合順位を守れたことも嬉しい」なんて発言する大人なカヴに、ちょっとびっくりした。これがアルカンシェルの威力ですか(おい)


ところで、プロローグのTT結果を見て驚いた。
メンショフさんが13秒遅れの8位!(ウィギンスから6秒遅れ)
直前のレースでは、TTもあまり伸びていなかったし、今年はあまりコンディションが良くないのかなと心配していたのですが、ここにきてツールに合わせてきましたね。さすがです。ウィギンス、エヴァンス、ヘシェダル、ヘーシンク、ニバリ、なんて言ってますが、こんなときほどメンショフさんかもしれません。

2012年07月01日

ツール・ド・フランス2012 始まってるー!

うへえ。今年また頑張ろうって舌の根が乾かないうちにこのザマァ・・・

Tour de France2012
開催:6月30日〜7月22日
公式:http://www.letour.fr/indexTDF_fr.html

公式版スターター
http://www.letour.fr/2012/TDF/RIDERS/fr/partants.html

スタートリスト@CN
http://www.cyclingnews.com/tour-de-france/start-list

今年もcyclowiredのツール特集を貼っておきます。
前半:http://www.cyclowired.jp/?q=node/86291
後半:http://www.cyclowired.jp/?q=node/86292

同じくcyclowiredからチームプレゼンのようす。
その1:http://www.cyclowired.jp/?q=node/86659
その2:http://www.cyclowired.jp/?q=node/86660

サクソバンク・ティンコフバンク
サクソバンクのサブスポンサーにティンコフが入った。
あのティンコフ!!振り返ればティンコフ!!
コンタが戻ってくるまで逃げて逃げて逃げまくってる姿が見たい!
ジャージは肩口の濃紺と、胸まわりの黄色が目に映える。
→第1ステージ、モルコフが逃げてる! 新ジャージを目に焼き付けるチャーンス!!

オリカ・グリーンエッジ
オリカがスポンサードした影響で、グリーン、紺、白の三色をあしらった新ジャージ。
プロトンの中で目立ちにくい色合いなので、スプリントするにはプラス?

ガーミン・シャープ
シャープが第2スポンサーになった影響でこちらも大きく変わりました。
全体が濃い水色に、ガーミンの黒とシャープの赤のラインが入ったもの。
どこか垢抜けないなあ。アーガイル柄が懐かしい・・・。

昨年もやりました&今年もやるぞ!
プロトンの集団からあの人を見つけ隊☆
各国ナショナルチャンピオンシップ2012@CW
http://www.cyclowired.jp/?q=node/86346

2012年06月05日

クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2012 プロローグ&第1ステージ

Critérium du Dauphiné
開催:6月3日〜6月10日
公式:http://www.letour.fr/indexCDD_fr.html

ツール・ド・フランス前哨戦のひとつ。
総合ではアンディ、ヴィノクロフ、エヴァンス、ウィギンス、ニバリ、メンショフが出場と聞くも、ジロが終わったばかりということもあり、後半に向けてのんびり視聴の予定だったのだが、まーさーかーの、第1ステージだったので叫びにきました。

今年の見どころは、第4ステージ53.5q個人タイムトライアル&後半の山岳三連戦。
ツールと同じ距離を取ったTTは得手不得手がはっきりとタイム差に現れる。なにより注目すべきはユニークな山岳三連戦。第5ステージは1500m級の山頂からゴールまで68qもある。第6ステージは3級3つ1級2つ、超級1つを越えて12qを一気にダウンヒルしてゴールとなる。第7ステージは唯一の頂上ゴール、1級山岳コルビエを越えて登り調子で山間の街へ向かう。どれもタイプの違った山岳ステージだが、そのどれをとっても、チーム戦略が問われるコース設定ではなかろうか。はっきり言って、どのチームが、誰が勝つか予想できない。今年のドーフィネは面白いことになりそう。

スタートリスト@CN
http://www.cyclingnews.com/races/criterium-du-dauphine-2012/start-list

ヴォクレール、シャヴァネル、ジルベール、トニー・マルティン、サイモン・ジェランス、ルメヴェル、アローヨ、コーボ、ボアッソンハーゲン、ヴァンデンブロック、リッチー・ポートといった個性的な面々も。スプリント勢は開催日程が被るツール・ド・スイスへ集まったらしく、ドーフィネは全体的に硬派なイメージ。個人的には、マシューロイド(ランプレ)やバレド、ピノーの姿がたくさん観れると嬉しいな・・・。

プロローグ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/races/criterium-du-dauphine-2012/prologue-itt/results

5.7qの個人TTを制したダーブリッジは、今年デビューの21歳!
グリーンエッジは本当にスピードマンだらけ。

メンショフさんの姿をまったく捕捉できませんでした。

第1ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/races/criterium-du-dauphine-2012/stage-1/results

エヴェンス、まさかの、アタック逃げ勝利!!
ジルベールで行くとみせて、まさかのエヴァンスである。
ソファから転げ落ちるかと思った。

通常ツールに目標を置いているエース格の選手であれば、コンディションを整えていく段階。他の総合メンバーの調子やらを伺いつつ、自分の足やチームは温存する、それが定石。途中集団を牽き始めたアシストたちを「そんな牽かんでええねん」とばかりに自ら言いに上がってきたエヴァンスを見て、しっかり手綱取ってるねと感心していたのだけど。ゴール後インタビュアに囲まれるエヴァンスに、戻ってきたアシスト選手たちが笑顔満面で手を差し出すのが印象的だった。あとジルベールな・・・。

本来ならジルベールが行くところだったんじゃないだろうか。
もちろんチェックは厳しかったろうけど。もしこれがBMCの作戦だとしたら、ツールのディフェンディングチャンピオンであるエヴァンスは、追われる立場ではなく、もしかすると今年もまた挑戦の年と考えているのかも。いやあ、難しいことは抜きにしても、ほんとうにびっくりした。

なにが驚いたかって、表彰台の明るいエヴァンスのようすだ。
貰った花束を観客へ放り投げるのはまだしも、ステージを去り際、貰った牛?のぬいぐるみを放る真似をして、「いやいやこれは駄目駄目、できないよー」なんてパフォーマンス!あのエヴァンスが!(失礼にもほどがある) あの堅物で生真面目なエヴァンスが! 彼にいったいなにがあったのでしょうか(おい) インタビューでは眉間の皺もどことなくいつもより薄かったような・・・。テンション高い、というか、すごく朗らかなエヴァンス。気負ったところがまったくなくて、二度びっくり。

☆貴重なメンショフさん
http://www.cyclingnews.com/races/criterium-du-dauphine-2012/stage-1/photos/225615
最後5qくらいでカチューシャが前方に集まっていたので、あの中にメンショフさんがいたはず。

2012年05月30日

ジロ・デ・イタリア2012 第21ステージ

第21ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-21/results

最終日個人タイムトライアルを制した、ピノッティ!
どうもジロの最終ステージの勝者は存在感薄れがち(総合争いがあるせい) 個人的にはロードレース視聴を再開したのが2008年のジロ、その時最終日TTで勝ったのが同じくピノッティだった。あれからもう4年。(当時の感想を読み返すと、相変わらず勝手なことばかり書いていて恥ずかしいやら笑ってしまう)

第1ステージTT、タイラー・フィニー
第21ステージTT、ピノッティ
BMCは始まりと終わりを押さえたことになる。おめでとうございます!

ミラノ市街地はやはり路面が悪く、かと思えば部分的に補修されていたり、大変気をつかう路面コンディションだったようで、クランクも多く、リザルトを見てもかなり難易度の高いTTだったと言えそう。そんな中で、ジロ最終日にはいろいろなドラマが待ち受けていた。

総合上位メンバーの中でも有利と言われていたヘシェダルが後半失速。デヘントはヘシェダルを上回るタイムでゴール。TTが大の苦手と思われているホアキンがヘシェダルから47秒差、同じくスカルポーニは45秒差でまとめてきた。残念ながらホアキンは2位、スカルポーニは4位に後退してしまったけれど、ステージレース強者としての力を見せつけてくれた。

総合優勝は、ガーミン・バラクーダのライダー・ヘシェダル!!
第14ステージ、第19ステージで小集団から飛び出していたヘシェダル。逃げるデヘントを追いかけた第20ステージ。エース自ら動くには大変勇気がいる。それを継続してやり続けた彼が、最後にマリアローザを着ていることが、素直に嬉しい。ジロはこうでなくっちゃと思う。
TTが早くて超級山岳もこなすヘシェダル個人の力はもちろん、ガーミンのチーム力・チーム戦略も素晴らしかった。全体的にリクイガスやアスタナの動きが大きく取り上げられることが多かったけれど、TTTでタイムを落とさない、ヘシェダルの脚質に合わせて、総合争い経験のあるヴァンデヴェルデをつけたことは、大きなプラス材料だったのでは。(ファラーが予定よりも早くリタイアしてしまったことも、アシストの温存、チームの目指す方向の明確化という意味ではプラスになったろうと思う) 振り返ってみると、ガーミンは割と堅実な戦い方をしていた。

堅実といえば、濃ゆ〜いアシストを揃えながら温存しまくっていたカチューシャ。
集団内でホアキンを守り、エースが得意な山岳はモレーノ一人を取っておく。戦略的にはガーミンと大きな差異はない。驚きのTTT好成績も然り。ホアキン個人としても、第10ステージ勝利、第15ステージの猛烈な追い上げ(ステージ2位)、第17ステージ勝利と文句のつけようがない。3週間、91時間以上走り抜いた先の1位と2位の差分など、観ている者にはわからないほどの、きっと僅かなものなんだろう。

☆国際色豊かな、記憶に残るジロ・デ・イタリア2012
総合優勝のヘシェダルが、カナダ人初のグランツール覇者となったことを筆頭に、2位ホアキン(スペイン)、3位デヘント(ベルギー)、表彰台も面白い取り合わせとなった。イタリア人選手の姿がないのでジロとしては少し寂しい気もするけれど、その分イタリアはステージ勝利を量産した。ティーラロンゴ、ポッツォヴィーヴォ、フェラーリ、ラボティーニ、グアルディーニ、ピノッティで計6勝だ。また開幕前に予想したとおり、特に前半は日替わりマリアローザ、各ステージ勝利選手の国籍も多彩だった。イギルス、オーストラリアはもう珍しくはないが、コロンビア、デンマーク、スペイン、ベルギー。TTT勝利でマリアローザを着たナヴァルダスカスは、リトアニアの選手だった。

☆マリアロッサ・パッショーネ
わずか1ポイント差で届かなかったカヴェンディッシュ。
けれど、いつかジロでスプリンターがポイント賞ジャージを着る可能性をカヴは身をもって示した! レース後のインタビューやテレビ出演を引き受けたり、彼女とお子さんとの3ショット、なによりジロ完走したことで、イタリア国内でカヴの株は上がっているらしい。その証と言えるか、今年の敢闘賞はカヴェンディッシュが選ばれた! スプリンターが早々に帰宅してしまうのが、残念なことにジロがジロである所以でもあるわけだが、現役最強と言われる彼がジャージに拘って、アルカンシェルを着て走り切ったことが、ジロにとって今後プラスに働くと良いなあ。

☆マリアアッズーラ
山岳賞はラボティーニ(ファルネーゼヴィーニ)
第15ステージで追いすがるホアキンを刺し返して勝利したラボティーニだあああ!!
後半超級山岳ステージに入ってからも逃げに乗って、毎ステージ自分の限界近くまで山岳ポイントをこつこつ稼いでいた。本当におめでとう!! 純粋なクライマーではないという彼が、山岳賞を獲ったこともまた、今年の特徴。しかしながら理由はどうあれ、素晴らしい結果です。

そして別府選手、お疲れさまでした!
レース直後の明るい声と、まだまだ走れたって少し悔しそうな口調が印象的でした。
ついついテレビのこちら側で貪欲になってしまうう。
ツールかブエルタか。これからも楽しませていただきます!!

2012年05月28日

ジロ・デ・イタリア2012 第20ステージ

今年ジロの最難関、クイーンステージである。
ドロミテ3日目。
なんといっても本日のメインは頂上ゴールとなるステルヴィオ。平均勾配6.9%、22.4qかけて標高2757mに到達する! 昨年ツールのガリビエを超える、グランツール史上最高到達点。それも、ひとつ前に平均勾配10%超のモンティローロ峠を越えてからのチマコッピ。高低差は5800m! 

ステルヴィオってどんな感じ?
http://www.cyclowired.jp/?q=node/84592

第20ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-20/results

今年のチマコッピを制したのはトーマス・デヘント!!
ヴァカンソレイユ、ベルギー人選手が、ロードレース史上に名前を残した。
56年前、初めて登場したステルヴィオ峠を先頭通過したファウスト・コッピの名前が語り継がれているように、彼の名前も長く残っていくはず。逃げから抜け出し孤独な戦いに勝ったデヘントの走りは拍手喝采!

反面、総合争いの面々は・・・。
タイム差でもデヘントの逃げを簡単に容認できないヘシェダル。特にスカルポーニ、ホアキン、バッソは翌日のTTを考えると、ヘシェダルより少なくとも3分前でゴールしないと厳しいという中、とにかくガーミン、ヘシェダルに仕事をさせることに専念する。これぞロードレース。表彰台、順位、いろいろなことがあるのだろうけど、0か全てか、エース同士のガチンコ頂上決戦を期待していたファンとしては、しょんぼりな展開だった。苛めに苛め抜かれながら、わずか10〜15秒ほどのタイム差で抑えてみせたヘシェダルは、今年のジロで一番強い選手と言えるだろう。

最後10q以上を牽き続けたヴァンデヴェルデ。
いいアシストだった・・・!
その真価は最終日TTを終えたあとに明らかになる、はず!
ちなみに、逃げたクネゴはステージ2位でゴールしている。

☆マリアロッサ・パッショーネ
4位にホアキンが入ったことで、カヴはジャージを失った!
その差1ポイント。たった1ポイント。
ホアキンらがゴールする頃、おそらくステルヴィオを見上げていただろうカヴ。その胸中やいかに。あのときひとつ前にいれば、あの中間スプリントを獲っていたら、あの落車がなければ、いち視聴者は勝手に思ってぐぬぬ・・・と歯軋りしてしまうわけだが・・・。

☆総合
1 Joaquim Rodriguez Oliver (Spa) Katusha Team          91:04:16
2 Ryder Hesjedal (Can) Garmin - Barracuda               0:00:31
3 Michele Scarponi (Ita) Lampre - ISD                   0:01:51
4 Thomas De Gendt (Bel) Vacansoleil-DCM Pro Cycling Team  0:02:18
5 Ivan Basso (Ita) Liquigas-Cannondale                 0:03:18
6 Damiano Cunego (Ita) Lampre - ISD                   0:03:43
7 Rigoberto Uran Uran (Col) Sky Procycling               0:04:52
8 Domenico Pozzovivo (Ita) Colnago - CSF Inox             0:05:47
9 Mikel Nieve Ituralde (Spa) Euskaltel - Euskadi            0:05:56
10 John Gadret (Fra) AG2R La Mondiale                 0:06:43
TTが得意派→ヘシェダル、デヘント
あまり得意でない派→ホアキン
タイム稼ぐのは難しいか?派→スカルポーニ、バッソ
ということで、最終日個人タイムトライアルを全員が走り終わるまで、どうなるかまったく予想がつかない。もしかすると、表彰台にイタリア人がひとりもいない!! なーんてこともあり得る。

2012年05月26日

ジロ・デ・イタリア2012 第19ステージ

ドロミテ2日目。
今日は標高15mのトレヴィーゾをスタートして、標高2006mのパンペアーゴ峠まで、おおよそ198qのコース。スタートからゴールまでの間には1級山岳マンゲン峠、1級山岳パンペアーゴ峠、2級山岳ラヴァーゼ峠、最後にもう一度1級山岳パンペアーゴ峠に戻ってくる、高低差5000mを超える超難関ステージだ。

第19ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-19/results

クロイツィゲルが勝ったーー!!
ふおおおぉぉ
久し振りに声枯れた・・・。
グランツールのステージ優勝はこれが初めてだとか(驚き)
おめでとうございます!!

昨日一日は「集団の中で休む」を命題に、大人しくしていたアスタナ陣。(中野さんブログより)
その分今日は逃げに乗ったりアタックしたりと、積極的な先手先手の走り。最後から二つ目のラヴァーゼ峠で集団から飛び出したクロイツィゲルが、淡々と自分のペースで先頭集団に追いつきそのままゴールへ。後ろからは、アタックしたヘシェダルが迫ってくるし、さすがにクロイツィゲルも疲労困憊なのかフラフラしているし・・・わー!ぎゃー!叫びながらの視聴となりました。チェコの国旗がたくさん目についた。あれはやっぱり彼の応援団だよね? なにかやってくれるはずと信じてゴール前に集まってたのだとしたら大正解。今年のジロは例年より観戦者が少ないという話をどこかで読んだけれど、それでもファンはどこまでもついていく。やはり人生で一度はイタリアで生観戦したい・・・。

総合では、なんとヘシェダルが集団からアタック!
2位でゴールし、ホアキンとのタイム差を17秒まで縮めてきた。
1 Joaquim Rodriguez Oliver (Spa) Katusha Team          84:06:12
2 Ryder Hesjedal (Can) Garmin - Barracuda              0:00:17
3 Michele Scarponi (Ita) Lampre - ISD                  0:01:39
4 Ivan Basso (Ita) Liquigas-Cannondale                0:01:45
5 Rigoberto Uran Uran (Col) Sky Procycling              0:03:21
6 Domenico Pozzovivo (Ita) Colnago - CSF Inox           0:03:30
7 John Gadret (Fra) Ag2R La Mondiale                 0:05:36
8 Thomas De Gendt (Bel) Vacansoleil-DCM Pro Cycling Team 0:05:40
9 Sergio Luis Henao Montoya (Col) Sky Procycling         0:05:47
10 Damiano Cunego (Ita) Lampre - ISD                0:06:09
TTに定評のあるヘシェダル。
とはいえ4位のバッソまで2分を切っているわけで、なにがどうなるか予測不能だ。ヘシェダルが今日アタックしたのだって、足があったのは勿論だけど、安穏とTTを待っているだけでは駄目だと思ったからだろう。 しかし今日彼がアタックした勇気は、3日後、もし彼が表彰台の真ん中に立ったとき、マリアローザに相応しい男である証明に充分ではないか。

☆マリアロッサ・パッショーネ
ホアキンが3位に入り16ポイント稼ぐ。
カヴェンディシュ 138pts
ホアキン 125pts
手計算だと↑こうなる・・・。
カヴには悪いけど、ホアキンのステージ勝利もうひとつ観たいのよ・・・。

2012年05月25日

ジロ・デ・イタリア2012 第18ステージ

所謂ドロミテ三連戦
ではなく、今年は真ん中に「典型的スプリントのための平坦ステージ」が加わっている。

第18ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-18/results

139q、全体的な下り基調で距離の短さ。
レース序盤のアタック合戦から、平均時速50qというトンデモなハイペースだった。
カヴのステージ勝利を願って、終始SKYが集団をコントロール。逃げのメンバーをジャッジしつつ、潰しては活かし、タイム差を調整しながら、中間スプリントポイントをカヴに獲らせ、それはもう献身的なアシストっぷりであった。それもこれも全部カヴのステージ勝利、マリアロッサ・パッショーネ獲得のため。

今期最大のサプライズは、第18ステージにあった。
グアルディーニがカヴを下してステージ勝利!!
22歳、イタリア期待の若きスプリンターである!!

ゴール手前5qからほぼ一直線、道幅も広く取られており、落車も進路妨害もないスプリント対決になった。至極真っ当なスプリントで、カヴに勝ったというだけで、グアルディーニの将来性がわかるというもの。

トレインもなく、カヴの後ろから仕掛けたグアルディーニが影を踏まれることなくゴールに飛び込んだ瞬間、イタリア中で叫び声が上がったんではないかと想像。15ステージでラボティーニが勝利したとき、イタリアの実況が大興奮していたように。明日の新聞は大騒ぎだろう。

☆マリアロッサ・パッショーネ
カヴェンディシュ 138pts
ホアキン 109pts
山頂ゴールのポイント配分だけに絞っても、カヴのジャージ獲得は難しくなった。カヴェンディッシュですら獲れないのだから、いかにジロでスプリンターがポイント賞ジャージを着続けることは難しいのか考えさせられる。

☆フーガ賞
逃げた総距離を争うこの賞がアツイ! ってんで、チェックしてみた。
1 Olivier Kaisen (Bel) Lotto Belisol Team              683pts
2 Martijn Keizer (Ned) Vacansoleil-DCM Pro Cycling Team  656
3 Miguel Minguez Ayala (Spa) Euskaltel - Euskadi        475
ちなみに3位のMiguel Minguezは現在黒ゼッケン持ち。逃げの代償・・・。

☆クロイツィゲル
アスタナの中野マッサーのブログを読んで、じんわりきた。精神を鍛錬することはとても難しい。仲間で補い合うタイプもいれば、自らの意思で前を向くタイプもいる。痕跡を残さずジロは去りたくないというクロイツィゲル自身のコメント(http://www.cyclowired.jp/?q=node/84392)にも勇気を貰う。

2012年05月24日

ジロ・デ・イタリア2012 第16〜第17ステージ

第16ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-16/results

エウスカルテル23歳若手ライダー、イサギーレが優勝!
休息日明け、11名の逃げ集団から自分の得意とする登りで飛び出しゴール。
この日はフランク(BMCの方の)が逃げに入って、久し振りにBMCの赤ジャージだった。14ステージで逃げていたデマルキは悔しい2位(14ステージでは3位) そりゃハンドル叩いて吠えるわな。

ドロミテ山塊に入る手前、ジロは南チロルまでやってきた。
ドイツ語を話す、イタリアでも独特な土地。とはいえ、まだ遠くに見える山脈は残雪しており、白っぽい荒々しい山肌を見ると、ああジロが始まったなあと、うっとりしてしまう。


第17ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-17/results

ドロミテ決戦1日目、ステージを制したのは、ホアキン・ロドリゲス!!
かつて同チームメイトであり、長年の友人であるトンドが亡くなって一年。

総合争いはあまり嬉しくない方向で変動した。
この日のコースプロフィールは、2級山岳ヴァルパローラ峠、1級山岳ドゥラン峠、2級山岳フォルチェッラ・スタウランツァ、1級山岳ジャウ峠から18q下ってゴール。予想ではテクニカルだと言われる二つ目2級の下りまではリクイガス主導で進められるというもの。下りが苦手なバッソを守るためである。

ところがこのスタウランツァで、クロイツィゲルが集団から遅れてしまった。足の痙攣が原因らしい。さらにジャウ峠ではスカルポーニが遅れる。彼もまた強烈な痙攣に見舞われていたようだ。脱水と気温の変化が影響しているとのこと。2週間かけてコンディションを整えてきたバッソが、テンポ良く登っていくのに、ヘシェダルとホアキンは追随。この時点で各チームのアシストは誰もいない状態。エース同士の一騎打ちとなっていた。

ジャウの頂上では一人パーカーを羽織るホアキン。余裕である。
その余裕が、小集団のスプリントでステージ勝利に繋がったように思う。
どんなときでも冷静に。

でもって、ウラン君なあ・・・マネだけでもスプリント加わるべきよ?
カヴのポイント賞ジャージ獲得を考えるとだなあ・・・。

2012年05月21日

ジロ・デ・イタリア2012 第15ステージ

イタリアに入ってから長かった連戦。
明日の休息日を前に、選手たちはもうひと踏ん張り。

第15ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-15/results

150q以上を逃げに逃げたラボティーニが、プロ2勝目を掴む!!
ゴール前5qの攻防は凄まじかった。

単騎逃げのラボティーニは、8分以上のタイム差を使い果たす。
集団からアタックしたホアキンが、追走の数人を追い越し、とうとう先頭までやってきた。そのままゴールまで走っていくかのように思われたが、ラボティーニも指をくわえて見送るわけにはいかない。4時間以上もの孤独な戦いに他人から終止符を打たれるわけにはいかない! とばかりに、なんとかホアキンについていく。左カーブ右カーブ、緩やかな登りを活かして、若きイタリア人選手がホアキンをかわしてみせた。

追走は昨日の再現のようだった。
小集団を自ら牽いたり、アタックしてとにかく前に出続けたクネゴ。
なにかやってくれそうな予感でわくわく楽しい時間を過ごせて良かった(おい)
リクイガスとSKYのアシストに足を使わせたという点で功績はある、あるが、肝心のスカルポーニが遅れては意味がないよなあ・・・。いやそれはクネゴの責任ではないけれども。(スカルポーニの名誉のために書いておくけど、遅れたとは言ってもバッソとは同タイムでゴールしている。) 

リクイガスやアスタナが、集団コントロールとエースの守りという仕事を二つ掛け持つ中、カチューシャはホアキンの位置を守ることだけに集中できている。これは大きい。超級に入ってしまえば、裸一枚になるのはどのチームも同じ。エース同士の勝負処まで運んで貰えれば、あとは緩急に強いホアキンのこと、どうとでもなる。今のカチューシャには、そんな自信すら伺える。


☆フランク、ヴィスコンティら帰宅
後半に入って
前日のリザルトをみると、JJアエド、レンショーも帰宅済み。FDJ期待のスプリンター・デマールはリタイアとなっている。うーむ寂しい限り。ここまで平坦ステージに癖がありすぎて、真っ当なスプリント対決が観れていないせいかもしれません。

2012年05月20日

ジロ・デ・イタリア2012 第14ステージ

本格的な総合争いがようやく始まる。
今日は前半平坦、後半大きなお山を二つ登ってゴールという、大変わかりやすいコース設定。問題はこの大きなお山、ひとつ目はジュー峠、下ってふたつ目のチェルヴィニア、ともにカテゴリーは1級、平均勾配5.5%程度だが、なにせ登坂距離が長い。ジュー峠は22.4q、チェルヴィニアは27q、とにかくひたすら登る登る登る・・・。とくにゴールとなるチェルヴィニアは勾配に緩急があるためテクニックが必要な登りだという。

第14ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-14/results

8分のタイム差を46秒まで詰められながら、走り抜いたアマドール!
ネットアプのバルタ、ジョカトリのデマルキを抑えて、歓喜のゴール!

続いて4番目にゴールしたのは、頂上近くで集団を飛び出したヘシェダル。自らの足でマリアローザをホアキンから取り戻す。残り5qの時点でバッソとクロイツィゲル、ホアキンは辛くもアシストを1人残していたが、スカルポーニ、ヘシェダルは単独。ボーナスタイムがないことを考えると、スカルポーニが仕掛けてもおかしくない展開だったが、飛び出したのはヘシェダルだった。

この出来事は、1週間後にどのような影響をもたらすだろう。なにせ先は長い。ミラノはいくつも谷越え山越えしたずっとずっとずーーっと先にある。その中には、1日の走行高低差が5000mに達する、聞いただけで眩暈がするような厳しいステージもある。

総合タイム差は後日追記するとして、

☆新人賞
ウラン君の新人賞についてはそれはもう嬉しかったのだけど、どこか晴やかな気持ちにはなれなかった。というのも、前日までマリアビアンカを着用していたカルーゾのことだ。彼はリクイガスの若手選手。この日は山岳要員として、終盤10mほどを集団の先頭で牽き続けていた。バッソのためのアシストに専念した結果、ジャージを失ってしまったのだ。これもまた、ロードレースの残酷で美しいところ・・・。それでもシュミットとともに、バッソたちから遅れながら1分ほどでゴールしていたのはさすがです。
ウラン君には、是非頑張ってもらって、気持ちよくその真っ白いジャージを着て頂きたい!

そのシュミット軍曹ですが。
この人ひとりでタイム差3分縮めてしまいましたからね。
もう、凄すぎて、なにがなんだかわかりません。
時計の針より早いスピードで、みるみる減っていくタイム差。
5分あったタイム差が、お手洗い行って戻ってきたら3分切ってた、まあ、そんな感じ。なにを言ってるんだ?と思われるでしょうが、書いてるわたしちょっと落ち着け。いつものイタリアクオリティ発動ではなく、砂が零れ落ちていくみたいにしっかりカウンター回っていたのが逆に恐怖を煽ります。漢前だわシュミット・・・これは惚れる・・・。

☆ゴス、ランカスターは帰宅
これでフミが逃げやすくなった?!
カヴはミラノまで頑張るらしい。
タイムで足切りされないかぎり頑張ると!^^ アイゼルさんがんばって
昨日の沈んでみえたのは、tanizakiの気のせいでしたねすんません。

2012年05月19日

ジロ・デ・イタリア2012 第13ステージ

第13ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-13/results

カヴェンディッシュ、3勝目!!
スタートは現地時間の14時。というのも第13ステージは今大会最短の121qだから。それも3q手前からゴールに向かってはほぼ一直線。ここまでのマニアックなレイアウトが嘘のような、スプリンターお誂え向きのステージ。

20qほど残して逃げを吸収したプロトンの先頭を、FDJやラボバンクが陣取る。途中からはグリーンエッジが台頭、SKYが現れたのは10qを切った頃だ。直線に入ってからSKYがスピードに乗りきれず、すかさずカヴは横を走るグリーンエッジに乗り換え、ハンターの後ろについたまま加速、一瞬足を緩めながらも再加速し、3勝目を示す三本の指を立ててゴールラインを割った。うーん。今日のカヴには珍しく隙があったのだけれど、(もし前が空かなければ足を残してゴールしていただろうし)とにかく勢いでねじ伏せてしまった。

今日も中間スプリントポイントを稼ぎ、がっちりパッショーネを手中に収めた感のあるカヴェンディッシュだが、表彰台の冴えない表情が気になる。こりゃ、帰宅命令出ちゃったかな?

☆マリア・アッズーラ
昨日から山岳賞ジャージを着ているオメガファーマ・クイックステップのゴラス。
ポーランド人選手がジロの山岳賞ジャージを着るのは初めてなんだとか!
今年のジロはやはりサプライズづいているなあ。
本命のいない総合争いと言われる中で、マリアローザにも適用されるだろうか。

2012年05月18日

ジロ・デ・イタリア2012 第12ステージ

第12ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-12/results

今年ロットへ移籍したバクがステージ勝利を上げた!
バクといえば、HTC時代レース中盤の40q〜100qくらいを1・2人のチームメイトと牽き倒していた選手。中継が始まった頃には、彼の仕事が終わっていることもあった。中〜高速での牽引を得意とするTTスペシャリスト。個人的には、CSC時代のよく逃げに乗っているイメージの方が強い。今年はロットへ移籍したと聞いて、グライペルの牽引役として呼ばれたのかと思っていたら、逃げた上に数少ないチャンスを物にした。本当におめでとうございます。

そういえばエネコツアーなど、逃げた小集団の中から、残り5qくらいでアタックしてそのままゴールというのが彼の勝ちパターンだった。とはいえ逃げ集団のメンツ、集団とのタイム差、幾多の駆け引きの中で、一瞬過ったチャンスの尻尾を掴むのは至難の業だ。閃きを信じて踏み出す、強靭な意志で立ち向かう。格好いい!

カザールがマリアローザかステージ勝利かと、色めき立つtanizaki家。
結果は、結果は・・・っ!(泣)

アシストのプロとして、リザルトには残らない仕事を積み重ねてきた選手が、次々にステージ勝利をあげる今年のジロ・デ・イタリア。平坦ステージ、山岳ステージと、どれもひと癖あるコースレイアウトに翻弄されながら、折り返し後半戦に突入する。

☆フランク
周回に入る前から遅れていたフランク。実は集団の中で前に上がれなかったこと、クラッシュで道が塞がれてしまったことが重なり、先頭集団に復帰できなかったらしい。それをラスムッセンとヴァンデヴェルデのせいにするのはどうかと思うわけですが。(第11ステージ終了後の各選手コメントhttp://www.cyclowired.jp/?q=node/83756) レディオシャックのチームメイトたちはどうしていたんでしょうか。レース終盤に集団の中程に位置取っていたのがそもそも問題だと思ったり。なかなか調子が上がってこないんでしょうか心配です。

2012年05月17日

ジロ・デ・イタリア2012 第11ステージ

今大会最長255q!
ジロもトスカーナの北部までやってきた。
アシッジをスタートして、ゴールはモンテカティーニ・テルメ。ローマ時代から続く有名な温泉地! フィレンツェから電車で20分ほど。ゴール後ヘリの空撮で優美な建物が観れたが、どうやら温泉施設のよう。人口2万人ほどの街の中に、ホテルだけでも200以上点在しているというのだから驚かされる。

優雅な観光地とは裏腹に、ゴール前は手の込んだレイアウト。周回に入ってからの4級山岳、多少遅れても下りで挽回できると思われたが、ゴール手前1000mの区間に3つのカーブが含まれた、想像以上にテクニカルなコースだった。

第11ステージ
リザルト@CN
http://www.cyclingnews.com/giro-ditalia/stage-11/results

先日の出来事を拭い去るように、フェラーリがステージ勝利!
ひときわ大きく右手を振り上げる姿は、清々しいものだった。
本人もホッとしたのではなかろうか・・・。

今日も今日とて、ゴール前で落車発生。
最後深い右カーブで牽引していたアシスト選手が滑り、不規則な走行になったところで、一度足を緩めることになったカヴは、そのままフェラーリに内側から追い抜かれ、リカバリー追いつかず4位に沈んだ。残り3qほどで完璧なトレインを作っていたSKYだが、こればかりはどうしようもない。コースレイアウトの妙というか、落車に巻き込まれなかっただけマシと思うべきか。(曲がりきれず道路端の柵に突撃して行った選手は無事だったろうか)

とはいえ、ステージ勝利&地道に稼いで、マリアロッサ・パッシオーネを手に入れた。
相変わらず表彰台で沈んだ表情のカヴェンディッシュだったが、まさか本当にジロを完走するつもりなのか。そもそもお国は許してくれるの? SKYとしてはオリンピックは勿論、ツールのこともある。ここで無理をさせるつもりはないはずだが・・・。

☆総合
上位に大きな変動はなし。
ただし、46秒遅れでゴールしたフランクが、2分11秒差の23位まで後退している。
ちなみにフランクと同じ集団でフミもゴールした模様。
  
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